6月の梅雨明けぐらいから流行りだす夏風邪。特に手足口病ヘルパンギーナプール熱咽頭結膜熱)の3つは三大夏風邪と呼ばれ、毎年のように子供たちのあいだで流行してしまいます。

ただ最近は大人もこれらにかかって重症化するという話を耳にするようになってきました。

今回は手足口病が大人にかかってしまったとき、感染経路や症状、対処法や治療法、また一番気になる、お仕事は休んだほうがいいのか、いつから出勤できるかなどをまとめてみました。

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手足口病は大人も感染する、感染経路は

手足口病は、患者の9割は5歳以下の子供になります。ですが稀に大人にうつってしまうことがあるようです。

よくあるケースはお子様が感染し、看病などからそこが感染経路になってしまうことです。

手足口病の感染経路を知っておくことが、予防や感染の拡大を防ぐことに繋がりますので参考にして下さい。

  • 飛沫感染
    咳やくしゃみからウイルスが放たれ、口などからウイルスが入ってしまい感染することです。
  • 接触感染
    患者に直接触れたり、患者の触れたもの(タオルやシーツ)を触ってしまい、その手で目や口などを触って感染することです。
  • 糞口感染
    便や排泄物などからウイルスが手につき、口などを触ってしまい感染することです。幼児のオムツ交換などがこれにあたりますね。

一般的な風邪と同じように、手洗いやうがいが一番効果的な予防法であり感染拡大を防ぐことに繋がります。

注意しなければいけないことは、お子様の症状が回復しても体内にまだウイルスが残っているため、便や排出物から1週間~2週間は糞口感染の注意が必要です。

手足口病に大人が感染してしまったときの症状


一般的には5歳以下の子供がかかる夏風邪ですが、夏の疲れやストレスなどで免疫力や抵抗力が下がっていると、大人もかかってしまいます。

普段はかからないような子供の風邪でも、免疫力が下がってかかるようだと、症状はそれだけ重症化する傾向が多いようです。



手足口病の一般的な症状

  • 手 足 口に水溶性の発疹、手足の発疹は痛みやかゆみはあまり伴わない
  • 発熱には個人差があるが、熱が出ないことの方が多い、3人に1人ぐらいの割合で発熱するが38度以下の微熱


  • 38度以上の高熱であれば、ヘルパンギーナと手足口病の併発の可能性もあります。ヘンパンギーナの記事も参考にしてみて下さい。ヘルパンギーナに感染したときのまとめ



大人の手足口病の症状

  • 手 足 口に水溶性の発疹、大人の場合は発疹が大きく、痛みが強くでてしまうことも
  • 38度を超える高熱になり長引いてしまうことも
  • 口内炎
  • 下痢や嘔吐
  • 頭痛

症状は子供の場合と似ていますが、大人の症状は発疹が大きく痛みがでる傾向があり、熱も高熱が長引く傾向があるようです。

この時期は夏バテからくる食欲不振などで抵抗力や免疫力が落ちていることもあるので、子供の風邪だと油断せず、普段から手洗いうがいなどで予防を習慣づけたいですね。

症状は動画を確認したほうがわかりやすいですね。

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手足口病の治療法


結論から言ってしまうと、手足口病には大人や子供に限らず、特効薬や専用の抗生物質はありません

ですが、自然治癒にまかせれば良いというわけではありません。部分的に症状を和らげる、対症療法といった方法を取ります。

より具体的に説明しますと下記のように対処しましょう。

  • 発熱には解熱剤を処方してもらい、発熱による体力の低下を和らげましょう。
  • 発疹には、塗り薬を処方することにより、痛みやかゆみを和らげましょう、痛みやかゆみで寝られなくなると回復は遅れるいっぽうです。
  • 口内炎や口の中の水疱などは、うがい薬や消毒などで対処しましょう。
  • 食欲不振や脱水症状には点滴をうってもらうのも有効です。

この時期の風邪は似たような症状の病気もたくさんあり、併発したり合併症を引き起こしたりと、症状だけで判断するのは非常に困難になります。

大人の場合は症状が重症化してしまう傾向があるので、早めに診察を受け、適切なお薬を処方してもらい対症療法で自然に治癒させるのが最良の治療となります。

手足口病の治療期間は?

潜伏期間が2日~5日あり、発症後は1週間~2週間ほどで回復していきます。

ですが、注意しなければいけないことは、ご自身が回復しても、体内にはまだウイルスが残っています。

回復後から1週間~2週間かけてウイルスが便などから排泄されるため、まわりにうつさない配慮が必要です。

仕事はどうする?いつから出勤するべき

うつす可能性はゼロではありませんが、体力が回復したら出勤しましょう、ただ念のためにマスクを使用し、ご自身の使用する物などは他人に触れさせないような配慮をするといいでしょう。

ただし、飲食店や食品加工、または人に関わるなどの衛生面で気を使うお仕事であれば、特別なルールがあるかと思いますので、必ず会社と相談しましょう。

まとめ

  • 手足口病は子供だけの病気ではない、大人もかかる。
  • 手足口病は感染経路を知ることで感染拡大を防ぎ予防に繋がる。
  • 普段からの手洗いうがいは最大の予防法。
  • 夏風邪は似たような症状のものが多いため、併発も疑い診療を受けるべき。
  • 手足口病には特効薬や抗生物質はない、対症療法が最良の治療法。
  • 回復後も1週間~2週間は他人にうつさない配慮を。

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