手足口病とは

夏場に流行する夏風邪のひとつとして知られる手足口病。6月~8月に感染がピークを迎え、感染者の多くは5歳以下の子供になり、比率は9割をしめます。

保育園など幼児が集まる場所で集団感染することが多く、今回の記事では手足口病の初期症状や感染経路。早期治療や感染予防についてまとめてみましたので参考にしてみて下さい。

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手足口病の初期症状の見分け方

手足口病の主な特徴は病名のとおり、手 足 口 にできる水溶性発疹です。

まず最初に起こる初期症状は、口の中の痛みです。また口内には白いポツポツっとした出来物が現れます。

これが手足口病の外見から判断できる初期症状になります。ただし普通の口内炎とは違い、手のひらや手の甲、足の裏や足の指の間にも白い水疱が生じ、最終的には2~3mm程度の水疱性発疹となります。

また、口の中の発疹は痛みやかゆみがでますが、手足の発疹は比較的に痛みやかゆみが伴わないことがほとんどです。

発熱に関しては、個人差があり熱が出ないことの方が多く、出ても38度以下の微熱でおさまることが多いようです。

38度以上の高熱が出ているようなら、時期や症状も似ている、ヘルパンギーナを疑いましょう。下記のリンクを参考にしてみて下さい。ヘルパンギーナに感染したときのまとめ

手足口病のウイルスには潜伏期間があり、2日~5日ほどの潜伏期間をはさんでから発症します。

ほとんどは自然に回復に向かいますが、稀に症状が重くなると、髄膜炎や脳炎などの中枢神経系合併症を起こすこともあるため、口の中の発疹である初期症状を見逃さないことが大切です。

手足口病の感染経路


冒頭でも触れましたが、感染者の9割が5歳以下の子供たちに多く、保育園などの子供たちが集まる場所で感染してしまうようです。

ではどのような経路で感染するのか順に説明していきます。

  • 飛沫感染

    咳やくしゃみによって病原体が飛んでしまい、この病原体が口などの粘膜に付着する感染経路になります。
    風邪のようにマスクをするなどで、うつらない、うつさないといった、ある程度の予防ができます。

  • 接触感染

    物理的な接触によって病原体が運ばれ感染することです、多くは手に付着したウイルスが、触れた箇所から他者に付着してしまい感染してしまうようです。
    感染者のまわりの物全てを消毒することは難しく、接触感染を防ぐことは非常に難しいです。

  • 糞口感染

    感染者の便などの排泄物に含まれたウイルスが、他者に運ばれて感染することを指します。トイレ後の手洗いや、オムツ交換などが注意すべき感染経路になります。

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手足口病を防ぐ方法は

主な患者は保育園や幼稚園などの子供たちですから、マスクや手洗いを徹底させるのも困難になり、子供たちはある程度かかってしまう病気とわりきってしまうべきかと思います。

日頃からできる範囲で、手洗いやうがいなどの衛生管理について家族で取り組んでいくことが大切になり、一番効果的な予防法になります。

手足口病の治療法

手足口病には残念ながら特効薬や決まった治療法などがありません。基本的には軽い病気なので、普通の風邪のように扱われてしまうのが一般的です。

対症療法といい、根本的な病気に対しての治療ではなく、発熱に対しての解熱剤や、発疹に対しての塗り薬など、部分的に症状を和らげるような治療法となってしまいます。

大切なことは初期症状を見逃さず、すぐに安静をとり、時期的にもヘルパンギーナなどの夏風邪と併発させないことが大事です。

また、口の中の水疱などで食事が取りづらくなってしまうので、食べやすい食事を作るなどの工夫をするといいでしょう。

時期的にも汗をかきやすい夏ですから、水分補給もこまめに取るように心がけましょう。

まとめ

  • 手足口病は夏(6月~8月)に流行する感染症
  • 感染症のため、風邪のように他者にうつる
  • 患者の9割は5歳以下の子供
  • 保育園や幼稚園などで流行してしまう
  • 感染経路は一般的な風邪に似ている

大切なことは、初期症状である口の痛みやかゆみ、口の中の白いポツポツを見逃さないことです。

この時点で手足口病と断定するのは難しいですが(この時期の子供の病気には似たものが多いため)早期治療や感染予防に繋がります。

また、日頃から子供たちの様子をしっかり観察し、異常をいち早く感じられるように心がけましょう。

時期や季節にかかわらず、手洗いうがいの習慣を家族で取り組みましょう。

手足口病に感染したときのまとめ

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