子供や赤ちゃんの夏風邪といえばヘルパンギーナを思い浮かぶ方も多いでしょう。

ですが、この時期の子供たちのあいだで流行する病気には、非常によく似た症状の病気がたくさんあります。

このぐらいの年齢の子では、症状を伝えることがうまくできないので、どうしても保護者の方の判断となってしまいます。
症状だけでの判断が危険な理由が少しでも伝わるようにしてみました。

今回はヘルパンギーナかなって思ったときほど、診断や検査をすべき理由、間違いやすい似た症状の病気をまとめてみました。

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ヘルパンギーナの疑い、検査すべき理由

ヘルパンギーナや似た症状の病気は、後述しますが、稀に髄膜炎や心筋炎、急性脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。

小児科などで検査し、適切な処方を受けることを強くおすすめします。

ヘルパンギーナの検査方法

ヘルパンギーナは小児科で診断などですぐに発覚することがほとんどですが、稀に他の病気との合併症や併発など見分けがつかない場合は検査キットというものを用いて判断することがあります。

所要時間は30分から1時間ほどのようです。

ヘルパンギーナの検査費用

診察費用はお子さんの年齢でも変わりますが。
健康保険が適用されると、乳幼児で2割、小学生以上は3割の自己負担額を支払います。診断だけであれば1000円ぐらいでしょう。

地域によっては、負担額の全額または一部を自治体が助成してくれる制度(乳幼児医療費助成制度)もありますので。

「乳幼児医療費助成制度」ってありますか?と聞いてみましょう。

では、ヘルパンギーナや似た症状の病気をみていきましょう。

ヘルパンギーナの特徴的な症状

  1. とつぜんの高熱、38度~40度
  2. 口の中の水疱や口内炎
  3. 喉の炎症や痛み

患者の90%が0歳~5歳で、とくに1歳ぐらいの患者が非常に多いです。

感染経路は、飛沫感染や接触感染で6月~9月頃に流行し、防ぐことは非常に難しい夏風邪です。

ほとんどは予後良好なのですが、稀に髄膜炎や心筋炎などの合併症が起こります。

ヘルパンギーナに似た症状の病気

  • 手足口病
  • プール熱(咽頭結膜熱)
  • 突発性発疹
  • アフタ性口内炎

このあたりが似た症状の病気となります。
主な症状をそれぞれまとめてみましたので、みていきましょう。

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手足口病の特徴的な症状

  • 38度以下の微熱
  • 手足や口内に水疱性発疹

患者の90%が5歳以下の幼児になります。
感染経路は、ヘルパンギーナと同じで飛沫感染や接触感染です。流行する時期も6月~8月とヘルパンギーナと同時期になります。

稀に心筋炎や急性脳炎などの合併症が起こります。


ヘルパンギーナとの違いは

  • 高熱と微熱
  • 水疱や発疹のできる場所

時期的にもヘルパンギーナと重なり、ヘルパンギーナと同時に発症するケースもあるので症状を比較して、どちらの病気か判断することは非常に危険です。

病院で医師に診断してもらい、検査すべきでしょう。

プール熱(咽頭結膜熱)の特徴的な症状

  • 39度~40度の高熱
  • 喉の腫れや痛み
  • 目の痛みやかゆみ

患者の60%が5歳以下の幼児で小学生も多くかかる特徴があります。

こちらも飛沫感染や接触感染が感染経路となり、ヘルパンギーナや手足口病と同じになります。

また時期も同じで6月~8月頃がピークとなります。


ヘルパンギーナとの違いは

  • 目の痛みやかゆみ
  • 喉が真っ赤に腫れ上がる

このあたりでしょうか。目の痛みやかゆみを赤ちゃんが伝えるのは難しいですよね。

水疱や口内炎で見分けられないこともないですが、こちらのプール熱も喉が真っ赤に腫れ上がってしまいますので、口内炎などの出来物の有無で判断するのは、素人では難しいかと思います。

突発性発疹の特徴的な症状

  • 39度~40度の高熱
  • 胸やお腹に発疹

生後1年未満にかかるケースが多いです。
季節などは関係なく、ほとんどの赤ちゃんが感染し、その後に抗体が出来上がります。

稀に熱性痙攣などの合併症を引き起こすことがあり、年齢的にも十分な経過観察が大切になってきます。


ヘルパンギーナとの違いは

  • 発疹

違いは「発疹」といいたいところなのですが、ヘルパンギーナにも発疹ができることがあります。

簡単にいってしまえば、発熱と血流の関係なのですが、詳しくは下記のリンクにてまとめてあります。参考にしてみて下さい。
ヘルパンギーナに感染したかも?発疹(湿疹)がでたときの対処とは

アフタ性口内炎の特徴的な症状

  • 口の中に口内炎

こちらは細菌による炎症が主な原因になるのですが、栄養不足やストレスによって免疫力が低下したりして発症します。

その他の病気で免疫力が低下し、アフタ性口内炎になってしまったというケースも十分考えられますよね。

アフタ性口内炎をヘルパンギーナと疑ってしまう逆のパターンも考えられますし、治療法も違ってくるため、やはり診断し検査するべきでしょう。

まとめ

ヘルパンギーナに似た病気は以下のとおりたくさんある。

  • 手足口病
  • プール熱(咽頭結膜熱)
  • 突発性発疹
  • アフタ性口内炎

それぞれに特徴はありますが、素人が見分けるのは非常に難しい。

また、年齢的にも免疫が出来ていないためデリケートな身体です。

誤った判断で処置が遅れ、合併症などを引き起こしたりすると、大切な子供なだけに取り返しがつかないことになってしまいます。

ヘルパンギーナかな?と思ったら他の病気も疑い、小児科などで検査しましょう。

ヘルパンギーナに感染したときのまとめ

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