首の後ろやうなじの辺りに「しこり」や「ニキビ」のようなデキモノがあるととても気になりますよね。

普段から見えている場所では無いので、いつ頃から出来ていたのかも気になって仕方がありません。

触った時の痛みの有無や、よくある症状から放って置くと危険な症状まで原因と処方法をまとめてみました。

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しこりやニキビの原因

首やうなじにしこりやニキビができる原因は様々です。

自身に当てはまってないか一つ一つチェックしてみて下さい。

肩こりが原因


日本人の国民病ともいえる症状『肩こり』が原因になっているパターンです。

日本人のほとんどが肩こりを感じたことがあるという統計があり、最近ではマッサージ店が急増しコンビニの数に迫る勢いだとか。

欧米人は骨格の違いから肩こりがほとんど起こらないそうです。とても羨ましいですよね。

肩こりの原因はデスクワークや運動不足から起こることがほとんどです。首や肩の緊張が続くと血流が悪くなり、筋肉に老廃物が溜まってしまいます。

このような状態が慢性化すると、滑液包という筋肉や腱と骨との間にある部分が炎症を起こしてしまいます

この炎症が酷くなってしまうと、しこりのような症状が出始めます、ただ初期の段階では触っても痛みがないため気付かないことがほとんどです。

触った時の痛みで気付いたのであれば、1cm以上のポコっとしたビー玉のようなしこりが特徴です。

肩こり解消法はストレッチと食事


多くの人が「マッサージ」というアプローチを選択するのですが間違っています。

首や肩の筋肉をマッサージで「ほぐす」よりストレッチで「柔らかくする」が正解です。

理屈抜きに凄い!騙されたと思って試してみて下さい

もうひとつは意外にも『食事』からです。

アボカドに含まれる『ある成分』が毛細血管を広げる効果があります。10日で効果を実感できます。

リンパ節の炎症が原因


リンパ節とは、『リンパの関所』などと呼ばれ、リンパ液の毒素や老廃物を取り除く浄水器のような役割を持つ部分です。

このリンパ節が首や鎖骨にもあるため、この部分が細菌やウイルスに感染して炎症を起こしてしまうと、腫れてしこりができてしまいます。

しこりの周辺が赤く腫れたり痛みを伴い頭痛や発熱があるのも特徴です。

リンパ節の炎症は耳鼻咽喉科

リンパ節の炎症であれば、抗生物質の投与で治すことが回復への近道です。

発熱や頭痛の場合は、多くの人が『内科』を選択してしまうのですが、首の疾患は意外にも耳鼻咽喉科の領域です。

耳鼻咽喉科で首や肩の周辺の腫れを見てもらえば、すぐに症状を特定し最善の治療法に移ることができます。

リンパ炎のほとんどの原因は感染症ですが、重大な病気も多いため過信は禁物です。診療を受けておきましょう。

粉瘤(ふんりゅうや嚢胞(のうほう)が原因

粉瘤(ふんりゅう、アテロームとも呼ばれます) は表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)とも呼ばれ、嚢胞とそれほど大きな違いはありません。

嚢胞とは、液状成分が皮膚で覆われている膨らみで、そのものに害は無いのですが炎症を起こして膿が溜まり、それが原因でしこりがでることがあります。

先天的にできやすい体質であったり、ホルモンバランスの崩れやすい30代~50代にできやすいともいわれています。

粉瘤や嚢胞であれば手術

どちらも首の後ろや耳の裏側にできやすく目立ってしまうのが難点です。

手術と聞くと大掛かりなイメージを持たれますが、数分でサクっと切除することができます。

健康保険が適用されれば自己負担額は5000円ほど、放置しても害はないのですが大きくなって見栄えが悪くなるようでしたら思い切って手術も検討するべきです。

形成外科や美容外科、美容皮膚科など選択肢が多いのですが、病院によって費用がかなり違うので、必ず数件に問い合わせて値段や内容を確認しましょう。

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脂肪腫が原因

脂肪腫は良性の腫瘍で、皮下脂肪内や筋肉内にできる脂肪細胞です。

幼少期にできやすく、徐々に大きくなって気づく場合がほとんどです。

首や肩にできることが多く、押しても弾力があり痛みはありません。ただ、場所によっては大きくなることで神経を圧迫して痛みがでることがあります。

幼少期から膨らみがあった場合でしたらこのケースかもしれません。

脂肪腫は手術しか方法がない

脂肪腫は一度できてしまうと、大きくなることはあっても小さくなって治るようなことはありません。

場所や大きさによっては放置しても害を及ぼしませんが、切除手術しか治す方法はありません。

健康保険が適用されますが金額はけっこう差がでます(3万円~10万円)、場所や大きさによっては部分麻酔であったり全身麻酔で入院というケースもあります。

悪性リンパ腫が原因


悪性リンパ腫とは、いわゆる癌(ガン)です。

リンパ節の炎症でも少し触れましたが、首や鎖骨にはリンパ節が多くリンパの流れが全身を巡っています。

悪性リンパ腫であった場合は最悪のケースで、全身に転移するリスクが高く非常に危険です。

そして、悪性リンパ腫を見抜くのは難しいのです。

別窓で悪性リンパ腫の首にできた画像を確認して下さい、粉瘤や脂肪腫と見分けれますか?

画像を見るとわかると思いますが、初期で見分けるのは恐らく無理です。

うなじや首のしこりは耳鼻咽喉科へ行く!


うなじや首のしこりは耳鼻咽喉科へ行くべきです。

理由はシンプルです、しこりの形や大きさ、痛みの有無で判断するのは難しいからです

MRIやCTであったり、超音波検査(エコー)や細胞検査(針をさして検査)など、プロにまかせて判断させるべきです。

素人の判断で悪性リンパ腫の初期のしこりを、肩こりやリンパ炎と勘違いしては後悔しても遅いのです。

診察だけなら触診(手で触って調べる)で数百円です、疑いがあればMRIやCTを受けることを勧められ金額は高くなってしまいますが、最悪のリスクを考えれば安いものです。

さいごに


首やうなじの「しこり」は非常に怖いケースの多い症状です。

肩こりやリンパ炎の軽い原因であれば問題ありません、悪性リンパ腫のような命に関わるような病気を見逃してはいけません。

悪性リンパ腫に年齢は関係ありません、自身だけでなく子供に「しこり」があった場合でも耳鼻咽喉科へ必ず連れて行って検査する必要があることを忘れないで下さい

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