尿路結石の経験がある方はご存知だと思いますが、何が起こったかわからないほどの激痛に襲われてしまいます。

背中や腰に激痛が走ったり、あまりの激痛から吐き気や嘔吐を起こすほどです。

「三大激痛」と呼ばれ、私たち人間が経験できる痛みの中でも最も痛いものの1つにも数えられるほどです。

  • 群発頭痛
  • 心筋梗塞
  • 尿路結石

尿路結石になる方は、何度もなってしまうことが多いのですが、もちろんその原因になる理由や改善方法もあります。

今回は、尿路結石の原因や改善方法についてまとめてみました。

スポンサードリンク

尿路結石は食事で改善


尿路結石とは、腎臓から膀胱までの尿が運ばれる管に「結石」つまり石ができてしまう症状です。

「石」ができる理由には、生活習慣や体質などいろいろありますが、根本的な原因を排除しなければいけません。

石ができた経験がある方(再発率は4年で50%と高い)、ご家族に尿路結石になった方がいるのであれば、こんなことに注意しておく必要があります。

シュウ酸とカルシウムが結石の原因


何故、体の中に石ができてしまうのか理由を知っておかなければいけません。

食事の栄養素に含まれる、シュウ酸カルシウムは、タンパク質が原因で結合し、尿酸が加わることで大きくなって「石」に変化してしまいます。

大切なのはシュウ酸を減らすこと

  • シュウ酸+カルシウム=シュウ酸カルシウム(結石)

結石ができてしまう原因は、シュウ酸とカルシウムの結合です。いずれかの摂取量を減らしてしまえばいいのです。

ただ、カルシウムは現代人は特に不足しがちな重要な栄養素で、骨や歯だけでなく血管の健康維持にも欠かせない栄養素です。

摂取量を減らすのはシュウ酸です

シュウ酸がどのような食材に多いのか見ていきましょう。

シュウ酸が多く含まれる食材


尿路結石になる原因は、7割が食事由来のシュウ酸が原因と言われています。

つまり、再発の防止や尿路結石になりやすい家系の方はこれらの食材を回避しておくことが望ましいのです。

    100gあたりのシュウ酸保有量が多い順で避けておきたい食材です。

  • ほうれん草、スイバ 800mg
  • キャベツ、レタス 300mg
  • ブロッコリー、カリフラワー 300mg
  • サツマイモ 250mg
  • ナス 200mg
  • 小松菜、大根、カブ 50mg

葉菜類の野菜に多く含まれる特徴があり、なんとなく避けたほうがいい食材が理解できたかと思います。

ただ、ここまでの食材を回避することは一般的で、多くの人が実践するそうです。

ですが、本当に注意しなければいけない食材は食べ物ではなく飲み物かもしれません。

スポンサードリンク

シュウ酸が多く含まれる飲み物

ヨーロッパでは、尿路結石になる原因の8割はコーヒーや紅茶に含まれるシュウ酸が原因といわれています。

日本人は特にお茶を飲む習慣が多い民族です、そのお茶に含まれるシュウ酸の保有量を見てみましょう。

    お茶に含まれる100gあたりのシュウ酸保有量です。

  • 玉露 1300g
  • 抹茶、煎茶 1000g
  • 番茶 650g
  • ほうじ茶 300g

葉菜類を100g食べるより、お茶を100g飲むほうがはるかに簡単です。

ですが、シュウ酸保有量は葉菜類の数倍にもなっているのです。

お茶やコーヒーを避けることがシュウ酸を一番効果的に避ける方法でもあるのです。

じゃあ何を飲めばいいの?となりますが『水』がベストです。

体内の水分量と尿路結石は密接な関係にあります。夏に多い理由もこれが原因なのです。

尿路結石は夏に多く水分量が原因


尿路結石に季節性は関係ないと言われていますが、体内の水分量が減りやすい夏に多いことは事実です。

何故なら、汗をかくことにより体内の水分量が減り、尿の密度が濃くなってしまい石になる結晶化を加速させてしまうのです。

失った水分量は、『水』で取り戻すことを意識しましょう、1日の目安は2リットルとよく言われますが、どれだけ水を飲んだかではなくどれだけ尿として水を排出したかが大切です。排出量の目安は1~1.5リットルです。

そして、失った水分を『お茶』にしてしまうと前述した通り逆効果で、シュウ酸の摂取に繋がってしまうので注意が必要です。

尿路結石の改善方法や予防法


尿路結石の患者は年々増加傾向にあり、若年化も進んでいます。

その理由は明らかに『食生活』が原因です。

尿路結石の患者の4割が『肥満』というデータがあり、生活習慣病の代表的なものとの合併頻度は以下の通りです。

  • 高血圧 21.7%
  • 糖尿病 9.8%
  • 高脂血症 14.1%

食の欧米化などから、動物性脂肪の多い食事(バター、チーズ、卵)を摂る機会が増えてきています。若年化が進む理由もこのあたりにあるようです。

このようなことから、食生活での予防や改善方法は以下の通りです。

  • 太らない食生活
  • シュウ酸が多いものを控える
  • 飲み物を水にする

さいごに


冒頭でも少し触れましたが、人間の「三大激痛」と呼ばれるうちのひとつが尿路結石です。

英語圏でも「king of pain」と言われ「痛みの王様」の異名を持つほどです。

私自身は経験したことが無いのですが、尊敬する知人の経験談をご紹介します。

その知人は何をさせても完璧でクールな方ですが、尿路結石のお話は酷いものでした。

休日に会社で1人で仕事をしていたそうなのですが、背中から腰にかけて経験したことのない痛みで死を意識するほどだったそうです。

痛みの激しさから一瞬の迷いもなく119番で救急車を呼んだそうです、この判断の速さは流石です。

ですが、あまりの激痛で意識を失ったそうで、救急車が到着し救急隊員に呼び起こされたそうです。

そして、意識を失っている間に失禁してしまい(大小どちらも)漏らした状態で搬送されてしまったそうです。

本来であれば恥ずかしい状態であるにもかかわらず、それでも痛みが上回り、恥じらいを感じることもできない程だったそうです。

尿路結石は日本人の男性の7人に1人、女性では15人に1人は起こってしまうそうです、そして再発率は50%と高いのも特徴です。

生活習慣病の予防と水を毎日たくさん飲むことは常に心がけておきたいですね。

スポンサードリンク