日本人には身近で馴染み深い『緑茶』

最近は海外でも大人気で、その理由は健康にとても良いからです。

日本人には身近すぎてピンときませんが、緑茶を飲むことで血糖値を抑え2型糖尿病の発症リスクを大きく下げてくれます。

今回は、緑茶がなぜ血糖値を抑え糖尿病予防に良いのかまとめてみました。

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2型糖尿病とは

糖尿病は1型と2型の2種類があります。

1型糖尿病は、膵臓の細胞が壊れてしまいインスリンが分泌されず糖が分解できない病気です。子供や若い人に多く先天性や遺伝でもなく、予防することが難しい病気です。糖尿病の5%がこの1型になるそうです。

2型糖尿病は、生活習慣病とも言われ日頃の不摂生が原因で起こる病気です。

具体的な不摂生はこんなことが原因です。

  • 肥満
  • 運動不足
  • 食生活(糖分の摂り過ぎ)

日本には、この2型糖尿病の患者は予備群も含めて1000万人もいると言われています、その数は増加傾向にあり若年化しているほどです。

糖尿病を発症してしまうと、死ぬまで食事制限を強いられるだけでなく、こんな怖いリスクがあります。

  • 失明
  • 手足切断
  • 人工透析

糖尿病は血液の中の糖分が多くなってしまい、血がドロドロになってしまい至る所の血管に障害が起こる『合併症』が起こってしまいます。

眼の網膜の細かい血管であれば失明、手足の末梢神経であれば壊疽という結果になり最悪は切断です。

人工透析は、血の入れ替えを週に3回(1回4時間)も行わなければいけません。

どんな症状になっても日常生活が困難どころか、自立して生きていくことは不可能と言っても差し支え無い状態です。

生活習慣病とも言われるぐらいで、生活習慣から予防しなくてはいけない病気なのです。

その生活習慣に、緑茶を取り入れて予防しようというのが今回の趣旨になります。

緑茶が2型糖尿病のリスクを下げる


JACCスタディーという、日本人の生活習慣を研究している機関の研究結果では、緑茶を1日6杯以上飲む人は緑茶をまったく飲まない人に比べ、2型糖尿病の発症リスクが4割も下がるという研究結果を発表しています。

糖尿病の発症率も33%も少ないという驚きの結果だったのです。

緑茶に含まれるカテキン

一度は聞いたことがある成分ではないでしょうか?

緑茶には、このカテキンという成分が、他のお茶とは比較にならないぐらい多く含まれています。

緑茶の『苦味』は、このカテキンが含まれている証拠でもあるのです。

このカテキンの効果や効能はとても多く良いことばかりです。

飲み続けると血糖値が低下


JACCスタディーの研究結果からも糖尿病予防に良いことは明らかで、飲み続けることで血糖値が下がることもわかっています。

糖尿病はインスリンの働きが弱くなったり、それを上回る糖質を取り続けることで血糖値は常に上がり続けてしまっている状態です。

『血糖値を下げる』というアプローチが、普段の飲み物からできることはとても重要です。

認知症やアルツハイマーの予防にも


金沢大学や東北大学の研究で、緑茶を飲む人に認知症が少ないという報告があります。

緑茶を毎日飲む人は、緑茶をまったく飲まない人に比べて認知障害にかかるリスクが7割も低いそうです。

認知症は自身には先のことだと感じるかもしれません、ですが万が一にも自身が認知症やアルツハイマーを発症したことを想像してみて下さい。

介護などで親族の生活に、大きな障害になることは想像に難しくないはずです。

老化防止の抗酸化作用

生物であれば、年老いていくのは自然の摂理です。

ただ、年老いていくスピードを抑えることは食事で可能です。カテキンには活性酸素(老いの原因)を抑える抗酸化作用があることがわかっています。

体臭や口臭の予防


カテキンには消臭効果もあります。

身近なニオイ対策でこんな商品にも含まれているぐらいです。

  • 消臭スプレー
  • 口臭予防のサプリ
  • トイレの消臭剤

美味しく飲んで血糖値や認知症の予防に良いだけでなく、普段のエチケットにも役に立つのです。

緑茶を飲むタイミング


口臭予防にもなる消臭効果があるので『食後』が良いのですが、食後から30分程あけて飲むのがベストと言われています。

その理由は緑茶に含まれる『タンニン』という成分です。

このタンニンは、食事から摂れる『鉄分』の吸収を妨げてしまう効果があります、食事中に一緒に飲むことはあまりおすすめしません、貧血持ちであれば尚更です。

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運動の30分前に飲むと脂肪を燃焼させる

緑茶には『カフェイン』が含まれています。

運動前に飲んでおくことにより、脂肪の燃焼を促進させる効果があり、ダイエットのサポートにもおすすめです。

運動は20分ほど体を動かした後から脂肪が燃焼し始めます、脂肪の燃焼を狙うのであれば『緩くてもいいから30分以上』を目安にしましょう。

就寝前は飲まないほうがいい

コーヒーに比べれば、カフェイン量は3割程しかありません。

ですが、眠れなくなったり質の悪い睡眠に陥ってしまう恐れがあります、出来る限り就寝前に緑茶を飲むのは控えておきましょう。

緑茶は一度に大量に飲んでも意味がない

カテキンは、ポリフェノールという成分の仲間で水に溶けやすい性質をもっています。

一度に大量に飲んでもその効果を体内に留めることは難しく、すぐに尿として排出されています。

効果の持続時間は3時間ぐらいと言われています、小刻みに少しづつ飲むのが理想と言えるでしょう。

ペットボトルのお茶は危険かも


コンビニで一番売れている飲料は『お茶』なんだそうですが、私はあまりおすすめできません。

カテキンの効果だけをみても、自分で葉から淹れるものとペットボトルの商品と比べると、カテキンの保有量は5倍も変わってくるのです。

カテキンの効果や効能を狙って緑茶を飲むのであれば、手間かもしれませんが自分で淹れましょう、その後にペットボトルに移し替えてしまえば手軽に飲めて経済的でもありますよね。

意外と知らない美味しいお茶の淹れ方

余計な添加物が含まれている

ペットボトルのお茶には余計な添加物が含まれています。

原料を見てみると『ビタミンC』と表記されていたりしますが、ビタミンCと聞くと体に良さそうな成分に感じますが、ペットボトルのお茶のビタミンCは実はまるで違う目的なのです。

この場合のビタミンCを詳しく表示させるとこんな原料です。

  • 酸化防止剤(L-アスコルビン酸)

保存や衛生面で安全に口にするためには、ある程度必要な添加物だとは思いますが、『健康に必要か?』を考えれば私は不必要なので避けておこうというスタンスです。

まとめ


2型糖尿病は、生活習慣病とも呼ばれ普段からの予防が全てです。

予防で大切なのは2つです。

  • 有酸素運動
  • 食習慣

どちらも行うのが理想ですが、毎日必ず行わなければいけないのが食習慣です。であれば毎日の飲料に『緑茶』を加えてみてはいかがでしょうか?

緑茶を飲むのであれば、こんなことにも気を付けましょう。

  • 一度に大量に飲んでも意味がない
  • 葉から淹れればカテキンが多い
  • カフェインが含まれるので就寝前は控える

緑茶の効果や効能は

  • 血糖値を下げる
  • 認知症の予防
  • 抗酸化作用がある
  • ダイエット効果
  • 消臭効果

私も若い頃はお茶をあまり飲まなかったのですが、歳を重ねるごとに美味しく感じるようになりました。

休日の昼下がりに、ゆっくりと飲む緑茶は最高の贅沢ではないでしょうか。

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