牡蠣は美味しいけど、食べる時に少し不安を抱えながら食べることはありませんか?

そう、食あたりや食中毒が怖いイメージの食材でもありますよね?

先日、広島の呉の牡蠣をいただいたのですが、生で食べるなら3日以内、体調が悪い時は生は辞めたほうがいいと強く注意を受けました。

とても美味しく頂けましたが、一度でも「あたった」事がある人は怖くて食べられないそうです。

そもそも牡蠣はなぜ食あたりや食中毒が起こりやすいのか、どうすればそれらを防げるのか対策法をまとめてみました。

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牡蠣にあたる


身近な人でも牡蠣にあたったという話はよく聞きます。

そもそも「あたる」とは何なのかについても調べてみました。

牡蠣のあたる原因もいろいろあったのです。

アレルギー反応

牡蠣という生き物は、1日に300リットルの海水をろ過し続けているそうです。

たった1個の牡蠣が1日300リットルです。

想像もできない量ですが、海水のあらゆる成分を取り込み蓄えてしまう性質があるのです。

牡蠣だけでなく、二枚貝にはこの性質があるので同じように気を付けないといけません。

アレルギー反応というのは、自覚がないだけで誰しもが2つぐらいは苦手なものを抱えていると言われています。

海水からあらゆる成分を蓄えてしまうため、どうしてもアレルギー反応を起こす確立も上がってしまうのです。

ノロウイルス


ノロウイルスの発生時期は、年間を通してありますがピークは11月から1月と言われています。

理由は、ノロウイルスが低い温度でしか生存できないことが挙げられます。

牡蠣の旬は、三陸沿岸で広く養殖されている「真牡蠣」がこのノロウイルスのピークとピッタリ重なってしまうのです。

牡蠣そのものはノロウイルスを宿すことはありません。

ですが、河口などの養殖ですと人の生活排水が流れ込む可能性があるのです。

二枚貝の特性である、海水をろ過して取り込む過程でノロウイルスが混入してしまう可能性もあるのです。

でもノロウイルスの原因のほとんどが、養殖場から私たちの食べる過程までに関わる人の手からなのです。

貝毒


この貝毒も、牡蠣そのものにあるわけではありません。

牡蠣が餌とする、プランクトンに含まれているものなのです。

牡蠣は水分の循環が早いため、他の二枚貝に比べればこの貝毒を蓄えている期間は短いのですが、100%安全とは言えないのが現実です。

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腸炎ビブリオ

こちらも海水をろ過する過程で溜め込んでしまいます。

腸炎ビブリオは、夏に起こりやすい食中毒です。

生や未調理の海産物、特にカニやエビ、牡蠣を食べることにより感染します。

真牡蠣の旬とずれますが、岩牡蠣の旬(7月~9月)と重なるために注意が必要です。

また、欧米の牡蠣の食中毒のほとんどが腸炎ビブリオでもあるのです。

牡蠣の食べる時の対策法


牡蠣の主な「あたる」原因は大きく別けて4つありました。

  • アレルギー反応
  • ノロウイルス
  • 貝毒
  • 腸炎ビブリオ

残念ながら、全てに万能な対策法は存在しません。

まず、最も安全とされる加熱して食べる方法からみていきましょう。

牡蠣を加熱して食べる

焼いたりフライにして食べるのが一般的です。

ノロウイルスは90度で90秒加熱すると死滅させることが可能です。

フライにすればまず大丈夫です、焼くのであれば中心部までしっかり火を通しましょう。

ちなみに、ノロウイルスは冷凍やアルコールでも死なない特徴があり対策は加熱させることです。

加熱することは、腸炎ビブリオ対策にも有効です。

腸炎ビブリオは、鮮度が特に重要なので食べる牡蠣の種類を選びましょう。

生食用と加熱調理用

牡蠣には、生食用と加熱調理用の2種類があります。

生の牡蠣は、生産者や加工者が次の事項を表示するよう義務づけられています。

  • 名称
  • 生食用であるかないかの別
  • 消費期限
  • 加工者名、所在地
  • 保存方法
  • 採取海域

必ず確認しなければいけな点は、生食用か加熱調理用かということです。

加熱調理用を生で食べてしまうと、そのリスクは格段に上がってしまいます。

体調が悪いときは食べない


あたるリスクに対して一番大切なことかもしれません。

体調が悪い時は、免疫力も落ちているものです。

普段はかからないような病気や疾患にもかかりやすい状態です。

普段であれば防げた食あたりや食中毒も、免疫力の低下が原因で起こることも十分考えられます。

牡蠣はとても栄養価の高い食べ物ですが、弱ってい時ほど避けたほうがいい食べ物でもあると覚えておきましょう。

生で食べたい


どうしても生で食べたい時の方法です。

まずは、生食用を選ばなければいけません。

そして、大切なのは産地と鮮度です。

最近の通販はとても便利です。配送もクール宅急便などがあります。

産地直送で、生産者の顔も見えるのは当たり前になってきました。

ノロウイルスを出したことがない養殖場の生産だったり、水揚げ後に滅菌地下海水で浄化していたりと、

良い生産者から選んで買うことができます。

少し手間かもしれませんが、「あたる」リスクを最大限に下げるのは、この方法で選んで買うことが1番大切なことかもしれません。

さいごに


牡蠣であたった経験は今のところありません。

友人があたった話を聞いたことがあるのですが、1週間もお仕事を休むぐらい酷かったそうです。

腹痛から始まり、下痢や嘔吐に発熱。。。

二度と牡蠣は食べないと言っていました。

でも、よくよく話を聞いてみると、安い居酒屋で生牡蠣を食べているのです。

店が出しているからといって安心してはいけない食材なのかもしれません。

生で食べるのであれば、やはり信頼できるところから買ったり食べたりする食材だということを、理解しておくことが大切かもしれませんね。

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