つい先日、ビワの種に有害物質が含まれるので食べないようにと農林水産省から注意喚起がありました。

枇杷(ビワ)といえば、日本では古くから馴染み深い果物で「今更!?」というリアクションが本音ではないでしょうか?

ビワの効果や効能で、ビタミン17が多く含まれ肌に良いとか、ガン治療にも使われていると聞いたことがあったので、とても気になってしまいました。

本当にビワに有害物質が含まれているのでしょうか?

徹底的に調べてまとめてみました。

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ビワの種に危険性が


ビワの種に有害物質とあるのですが、そもそもビワの種を食べることがあるのでしょうか?

画像でもわかる通り、ビワの種はとても大きく栗みたいですよね。

かじったことが無いのでわかりませんが、表面は硬いです。

ビワの種を使った料理などを調べてみました。

ビワの種酒

初めて聞きましたが、ビワの種を漬け込んだ焼酎があるようです。

そしてさらに驚いたことは、飲用ではないことです。

使い方はこんな感じです。

  • お風呂に入れる
  • 湿布にする

ビワには肌に良い成分が多いので、飲食の用途ではなく美容関係の効果を狙った使い方のようです。

ただ、美肌効果やガン抑制効果があると言われるためレシピサイトなどをみると飲んでいる方もいるようです。

注意奮起が行われるのは、こういうことなのかな?と思いながらさらに調べてみました。

煎ったビワの種

煎るとは、火にかけて水気が少なくなるまで熱することです。

こちらも聞いたこともないですが、ガン予防などの薬効効果が高いなどとネット上で散見されます。

「煎る」といいますと、私は銀杏をイメージしてしまいます。

銀杏は食べ過ぎると、腹痛を起こすチルビリドキシという成分が含まれています。

ビワの種にも似たような成分が含まれているのか調べてみました。

ビワの種にどんな有害物質?


未熟な種にはこんな有害な成分が含まれているようです。

  • シアン化合物
  • アミグダリン
  • プルナシン

どれも天然の有害物質のようですが、1つ2つを誤って食べてもまったく問題はないようです。

ただ、大量摂取してしまうと中毒症状を起こしてしまうそうです、症状はとても怖いです。

  • 頭痛
  • めまい
  • 悪心
  • 嘔吐

最悪なケースは呼吸困難で命を落としてしまうこともあるそうです。

ここで意外な事実を知ったのですが、天然の有害物質はけっこういろんな果物に含まれていて、

アミグダリンやプルナシンなど、青酸を含む天然の有害物質の総称が、「シアン化合物」なんだそうです。

  • アンズ
  • ウメ
  • モモ
  • サクランボ

こんなものにも含まれていますが、種の種子だったり未成熟であったりと条件付きでシアン化合物が含まれるということです。

ビワにも同じことが言えます。

ビワの種子だけ避けておけば良い


ビワの種に含まれる種子に、有害物質のシアン化合物が含まれるのです。

種さえ食べなければ、まったく問題ないのです。

前述の通り、「そもそも種なんて食べるのか?」というところに戻ります。

農林水産省の注意喚起にはこんな理由があったのです。

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ビワの種の粉末商品は危険

わけのわからない健康食品が広まっているのです。

ビワの美肌成分やガンの抑制効果などの効果を謳った、種を粉末にした悪質な健康食品のせいなのです。

こういった商品はプラシーボ効果といって、成分的にはまったく効果はなくても、思い込みによってプラスの作用が生まれたりするものです。

通販サイトを調べてみると、ビワの粉末商品も今では削除されているものが多いのですが、けっこう良いレビュー(評判)なので驚きます。

数年前にもこんなことがありましたよね。水素水

公正取引委員会が誇大広告として景品表示法による排除命令を出したことは記憶に新しいのではないでしょうか。

健康や美容は、誰にとっても関心のある永遠のテーマです。

どうしてもそれに付け込む悪質な業者が出てきてしまうものです。

またそのような業者のカモにされてしまうのも、意識の高い人達なのが気の毒でなりません。

ビワのまとめ

  • 種さえ食べなければまったく問題ない
  • 種の種子にはシアン化合物が含まれる
  • 種の粉末商品は危険

大切なことはこの3点です。

ビワそのものには、美肌効果もありますしビタミン17が含まれていることも事実です。

そしてガン抑制効果が高いとされているので、種さえ食べなければとても素敵な果物です。

さいごに


普段の食べ物の種に毒性があることに驚かれたのではないでしょうか?

植物の種子には動物が嫌う成分が含まれることは意外と多いのです。

植物にとっては動物に種を食べられてしまうと、子孫の繁栄が出来ません。

種に毒であったり、苦味や辛味があるのは植物の防衛手段のひとつなのです。

意外なところでは、こんなものも最近になって言われ始めています。

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