突き指は怪我の中でも起きやすく、スポーツをやっていた人なら誰でも経験があると思います。

そんな突き指なのですが、割りと軽い怪我と思われがちなのが怖いところです。

特に手の指先は、人間の行動の中でも最も細かく繊細な動きをする場所です。

その指先の骨も、細く複雑な形状をしています、処置を間違えてしまうと治療期間が長引いたり、後に後遺症に悩まされたりと侮れない怪我でもあるのです。

多くの人が間違えた処置を行ってしまう突き指ですが、その間違いのひとつに湿布を貼るという処置があります。

完全に間違いではありませんが、ほとんど効果はありません。湿布を貼る効果が薄い理由と真っ先に行いたい応急処置をまとめてみました。

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湿布の効能と種類


ほとんどの人が、湿布というと冷んやりと冷たくなるイメージですよね。でも湿布には2種類あるってご存知ですか?

温感湿布と冷感湿布の2種類です。どちらも貼った直後は冷やりと冷たいですが、温感湿布には唐辛子に含まれる成分のカプサイシンが、冷感湿布にはスーっとするメントールが配合されています。

突き指は冷やさなければいけない

だったら冷感湿布でしょ?と思われがちですがこれが間違いなのです。

湿布というものは、効果が徐々に内部に浸透し腫れや炎症、痛みなどに効いてきます。

突き指の応急処置には、徐々に効くものではなく即効性が必要なのです。

一通りの処置が終わり、一段落したところで湿布の出番です。

では、真っ先に行いたい応急処置とは何か。

一番大切な応急処置は冷やすこと


突き指のアクシデントが起きてしまった時は、突き指か骨折の見極めは後回しです。まずは急いで冷やさなければいけません。

一番大切な応急処置は冷やすことなのです、患部を冷やすことにより内出血や腫れ、炎症を抑えることができるのです。

氷水のようなとにかく冷たいものが理想です。氷があればバケツなど入れ物はなんでも構いません、氷水をはって手首ごと冷やすのが理想です。

氷がなければ、蛇口の水を当てっぱなしにしてもいいでしょう、それすら無ければ飲み物のペットボトルを代用してもいいでしょう。とにかく冷やすことが大切です。

その理由は、冷やすことにより血管を収縮させ血流を穏やかにすることによって、内出血や腫れ、炎症をより効果的に抑えるのです。また冷やすことによって痛みの感じ方を鈍くさせることが出来るのです。

この冷やすという応急処置が、完治までの時間を短くさせ、痛みを鈍らせることによって、その後の冷静な判断につながるのです。

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突き指の応急処置の手順

突き指らしきアクシデントが起きてしまったら、まずは何をしてても中断し冷やすことです。

  1. 中断し安静にする
  2. より冷たいもので冷やす

ここまでの応急処置は、個人差もなく誰でもできることなので知っていれば大丈夫ですね。

もうひとつここから行いたい応急処置があります。

突き指にはテーピング


安静、冷やすの次は指先の固定です。

スポーツ、特に球技をやる方であれば使った経験があったり、万が一の時に備えていたりするものです。

しかし、日常やアウトドアといった条件では無いことの方が多いですよね。そんなときは、セロテープやバンドエイド、輪ゴムなどで代用してもいいでしょう。

そして、巻き方を知っている人のほうが少ないに決まってますよね。参考なる2つの動画を貼っておきます。

セロテープやバンドエイドで代用できるやり方です。

このテーピングを行う時に、間違えてしまう応急処置があるのです。

突き指に引っ張りはNG

テーピングでどのように固定したいかと聞かれれば、指は真っ直ぐにしたいですよね?

でも、突き指の場所や衝撃の受け方で、指が真っ直ぐになるとは限らないのです。それこそ骨折してて指が曲がってても、骨折の自覚がないことすらあります。

どのように広まったかは定かではありませんが、突き指は引っ張って真っ直ぐにする人が多いですが、絶対にやってはいけない間違いです

これをやってしまうと、症状の悪化や後遺症につながってしまいます。真っ直ぐにならない時点で軽い突き指ではありません、痛みは軽くても重症だと自覚して下さい。

整形外科に行くという選択


冒頭でもお話しましたが、突き指は軽い怪我と思われがちですがそうではありません。

とても繊細で脆い部分の怪我なので、素人が痛みや外傷で判断することはおそらく無理です。骨に痛みはなくとも靭帯が損傷している状態、これも突き指なのです。

では何処で診てもらえばいいかですが、整形外科です。

整形外科は、元通りに治すプロです。痛みの大小に関わらず突き指かもしれないと思ったら診てもらうことを強くおすすめします。

さいごに


突き指を起こすようなアクシデントが起きた場合。

  1. 中断して安静に
  2. すぐに冷やす
  3. できれば固定する

指が曲がっているからといって、引っ張って真っ直ぐは絶対にやってはいけない。

そして、一番大切なことは、突き指は軽い怪我ではなく後遺症が残るかもしれない怪我という認識を持つこと。

周りの友人や家族が、それらしきアクシデントに遭遇したら、必ず教えてあげて下さい。

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