みなさんは疲れた時に食べたくなる料理はありますか?

私は昔から、疲れるとカレーが食べたくなるのです。カレーといえばターメリック。

ターメリックというと馴染みがないかもしれませんが、ウコンと聞くとピンとくるかもしれません。

カレーに使われる香辛料のターメリックは、ウコンが原料なのです。

ウコンと言えば、二日酔いに効くイメージが強いのですが、健康に良いのはもちろん、美容にもとても効果があることがわかっています。

「生命の科学」という意味で、五千年の歴史をもつインドやスリランカ発祥の伝統医療、「アーユルヴェーダ」をご存じでしょうか?

インドの女性は何故美しいのかを追求すると、このアーユルヴェーダに行き着くのです。そして、インド人に欠かすことができない香辛料のターメリック。

今回は、ターメリックが健康でも美容でも効能が発揮する秘密をまとめてみました。

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ターメリックとは


ショウガ科ウコン属の多年草で、英語名がターメリック (turmeric)になります。

インドが原産で、歴史は古く紀元前から栽培されています。鬱金(ウコン)はここからきているのです。「鮮やかな黄色」という意味です。カレーのあの色は実はターメリックの色でもあるのです。

日本では、原料そのものはウコンと呼びますが、調味料や香辛料として使う場合には、ターメリックと呼ぶことが多いようです。

ターメリックの効果や効能

はるか紀元前から愛用されているだけあって、効果や効能は抜群です。ひとつひとつ丁寧にみていきましょう。

肝機能向上 二日酔い防止

これはお馴染みの効能ですよね。ここ数年で日本にも大きく浸透した効果です。

ウコンを摂取すると、胆汁の分泌が促進し、肝臓の解毒作用が高まり肝機能が向上します。

この胆汁の分泌が良くなることにより、アセトアルデヒド(二日酔いの成分)の代謝が進み、悪酔いや二日酔いの予防。

また、アルコールの分解も早めてくれ、二日酔いを防止するだけでなく、二日酔いの症状が出た場合でも、症状を改善させることにもつながるのです。

食欲増進効果

アーユルヴェーダの香辛料には、この食欲増進させる効果があるものが多く、その代表でもあるターメリックももちろんあるのです。

特に胃腸に効果的で、胃の働きを活性化させ食欲を増進させる効果があり、胃液分泌を高め胃粘膜を保護する働きもあるといわれています。

夏バテで食欲が減る経験はあるかと思います。「夏カレー」は正解で、ターメリックの食欲増進効果をうまく使った料理でもあるのです。

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血流を改善

血中の悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、コレステロール値を下げます。

血流を改善させるということは、栄養を隅々まで運び易くするためアンチエイジング効果につながります。

免疫力を高める

炎症抑制効果や抗菌効果などがあり、肌に対する免疫力を向上させます。

また、胃液分泌や胃粘膜を保護するので、整腸作用を助け、根本的な免疫力を上げてくれるのです。

脳機能を活性化

ターメリックには、クルクミンと呼ばれる黄色のポリフェノール化合物が含まれています。

このクルクミンは、病気の原因となるたんぱく質の蓄積を予防にもつながり、アルツハイマー病の予防に役立つと言われています。

ターメリックの美容効果


ターメリックには、腸内環境を整えてくれる働きがあり、食物繊維もあることから、便秘の改善や整腸作用、免疫力の向上にも効果的です。

また、血液の巡りを良くして、血行を促進してくれる働きがありますので、冷え性の方や肩こりによる頭痛なども解消や改善につながります。

女性の生理不順に効き、血行が良くなることで新陳代謝も高まので、ダイエット効果や肌のターンオーバーいわゆるアンチエイジング効果もあり、女性には嬉しい美容効果がたくさんあります。

ターメリックの主な栄養素


ターメリックの栄養素はとてもバランスが良いのです。

  • ビタミンB1、B2、B3、B6
  • ビタミンC、E、k
  • カルシウム、鉄分、カリウム
  • リン、マグネシウム

これらに加えて、特筆すべき特徴はクルクミンです。

ターメリックに含まれるポリフェノールの一種で黄色の色素成分です。このクルクミンが肝機能を改善し、強力な抗酸化作用を持ちます。

また、葉酸というビタミンを持ち、貧血の予防に良く、細胞の生まれ変わりのサイクルや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせない栄養素でもあり、特に細胞増殖が盛んな胎児には必須の栄養素にもなります。

ターメリックの副作用と注意点

肝臓が弱い人や疾患がある人は、ターメリックの鉄分が蓄積し肝機能障害が起こることがあります。

鉄分が多く含まれる良い香辛料ですが、肝臓が弱い人には注意が必要となります。

ターメリックの食べ方や使い方


カレーに相性が良いのはご存じでしょうが、ルーにターメリックが含まれていますが、お好みで更に加えるのも良いでしょう。

チャーハンやピラフ、リゾットに加えても、味のアクセントだけでなく黄金色が食欲を掻き立ててくれます。

鶏肉などにまぶしても、スパイシーな味付けとなり、暑い時期には喜ばれそうな味付けになります。

インド料理には何にでも使うぐらい万能です、香辛料なのでお好みで加えていろいろな食材に試してみましょう。

さいごに


インド人が世界的に見ても美しいとされるのは、何よりも健康的な美しさなのです。

作られて着飾ったようなものではなく、自然の健康的な美しさは人種や民族を超えて美しいのです。

世界中から注目されるアーユルヴェーダ、健康と美容は別けて考えられることが多いですが、突き詰めれば同じことなのかもしれませんね。

健康か美容、どちらが動機でもかまいません、結果的に健康的な美しさに近づけば良いのですから。

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