砂糖というと、人間にとっては必要な調味料ですが、どこか悪いイメージがありますよね?

肥満や糖尿病、虫歯などがパっと思いつきますね。

世界的に見ても、2016年に世界保健機関(WHO)は肥満や糖尿病を減らすため、砂糖入りの飲料への課税を進めるように各国に呼びかけています。

「課税することによって価格が上がり、結果的に消費者の命が救える」そのようなことを訴えていますが、真意はどうなのでしょう?

私たちにとって砂糖は本当に害や危険性を含んでいるのでしょうか?

その理由にせまってみたいと思います。

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白砂糖は漂白されている


私たちが砂糖と思い浮かべると、画像のような白い砂糖を思い浮かべませんか?

「白砂糖は漂白されているから身体に悪い」などと噂されますが、事実は違います。

白砂糖は作るまでにサトウキビの不純物(タンパク質、無機質、着色物質)を分離させて作られているのです。

  1. サトウキビを砕き圧縮し汁を搾り取ります。
  2. 石灰乳を加えて加熱し、不純物を凝縮させ沈殿させます。
  3. 煮詰め、真空結晶缶といわれる装置で結晶を作ります。
  4. 遠心分離器にかけて、結晶を取り出します。


ただ、このような精製は「白さ」を求めるための精製なので、精製過程でビタミンやミネラルなどの栄養素を失った酸性食品になってしまいます。

この精製と、栄養素を失った酸性食品というところに害が潜んでいたのです。

白砂糖はカルシウムを奪う


私たち人間の身体は、弱アルカリ性です。

酸性食品である砂糖が大量に体内に入ると、中和し弱アルカリ性に戻すために体内のミネラル分が使われます。

この時に消費されるミネラル分こそがカルシウムなのです。白砂糖にはカルシウムは含まれないので、必要なカルシウムは体内の骨や歯を溶かして供給されてしまうのです。

これが、よくいわれる「砂糖は骨を弱くする」の原因なのです、歯もカルシウムで構成されていますので、虫歯に対しても弱くなってしまうのです。

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カルシウムが減ると起こる弊害

カルシウムは脂肪の吸収を阻止するの働きがあります、この働きを阻害することによって、肥満や心臓病にもつながります。

また、カルシウムには胃ガンや大腸ガンの発生や増殖を抑える力を持つので、ガンのリスクを増やす原因にもつながります。

白砂糖と糖反射

「糖反射」というフレーズはご存知ですか?

砂糖が胃に入ると、蠕動運動(ぜんどううんどう)と呼ばれる胃の活動が止まってしまうのです。正確には鈍くなるのです。

蠕動運動が止まる砂糖の量は、角砂糖にして1/4程度でも起こってしまうため、砂糖の取り過ぎには注意が必要なのです。

さらに、糖反射は砂糖の摂取量によって、停滞する時間も増えてしまいます。

なぜ砂糖を摂ると蠕動運動が止まるのかは、まだ研究段階でしっかりと根拠がわかっていません。

ただ、多すぎる糖分は細胞の絶縁物質となり神経信号の伝達を阻害していると考えられています。

白砂糖の中毒性


白砂糖を摂取すると、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が大量に分泌されます。

この神経伝達物質は、快感や多幸感が得られることから、砂糖には中毒性が存在するのです。

ドーパミンが増えすぎると感情の起伏が激しくなり、ネガティブ感情が増え、自己中心的な行動が増えるそうです。

そのことから、ドーパミンの過剰な分泌こそが統合失調症を引き起こす原因ではないかという見解もあります。

白砂糖は「白いドラッグ」「この世から白砂糖をなくしたら精神病はなくなる」など悪く言われる理由のひとつです。

原因は摂りすぎ


砂糖は本来は調味料として使うものです。

摂りすぎればどのような物質も毒と変わりますので、砂糖の摂取量を守ることが大切になります。

WHO(世界保健機関)が決めた摂取量は、1日の総カロリーの5%未満です。では計算してみましょう。

成人の必要なカロリーは1日2000kcalぐらいといわれています、その5%は100kcalとなります。

砂糖1g=約4kcalなので、1日の砂糖摂取量は25gだということです。砂糖25gというとピンときませんよね。

    甘い清涼飲料水であれば、1本飲めばまずオーバーしてしまいます。

  • プリンひとつで16g
  • ケーキ1切れで30g
  • あんぱん1個で丁度25g

1日の砂糖摂取量は25gを守るのはかなり厳しいということが理解できましたか?コンビニやスーパーの加工食品や清涼飲料水では一発オーバーが当たり前なのです。

加工食品や清涼飲料水は出来る限り控えて暮らしたいですね。

白砂糖よりてんさい糖


最近になって注目されている砂糖、「てんさい糖」がありますがご存じでしょうか?

サトウキビからできる砂糖ではなく、甜菜またはビートと呼ばれる大根のような野菜からできる砂糖です。

北海道や寒い場所で育つ根野菜なので、冷え性にも効き、オリゴ糖を含み低GI値であることから美容やダイエットの方面からも注目されています。

さいごに


1日の砂糖摂取量は25gをみてどう感じましたか?

2014年まではその倍だったのですが、近年ではさらに砂糖は摂らないほうが良いという風潮が強まってきているのです。

私は、個人的には砂糖が身体に悪いものだとは思っていません、たまにはケーキだって食べたいですよね。

やはり、摂り過ぎという部分が悪いのであって、砂糖抜きの生活は現実的に難しいと思います。

甘いものは毎日ではなく、週に1度など決まりごとを作り、出来るだけ控える生活を心がけるのがベストかなと思っています。

ただ、砂糖不使用やカロリーゼロに騙されてはいけません、砂糖より悪いのは人工甘味料、引き続き人工甘味料の危険性を知っておいて下さい。

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