食品添加物のイーストフードは身体に悪いことはわかっている。
だけど、パンの原材料に似たような名前のドライイーストと書いてあるけど大丈夫なの?
おそらくこんな感じではないでしょうか?
私も食品の原材料名は必ず確認しますが、イーストフードとドライイーストは紛らわしく見間違えそうになりますよね。
今回はパンの原材料名で注意したい、イーストフードとドライイーストとの違いを詳しく解説します。
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パンに入っている危険な添加物、イーストフードと乳化剤のおさらいは下記リンク参照
- イーストフードや乳化剤の危険性 どんなパンが危ないの?
イーストフードとドライイーストの違い
イーストフードは危険性が指摘される添加物なので、なるべく避けたいですよね。
では、ドライイーストとは何かです。危険なものでは無いので安心して下さい。
そもそも、イーストとは何かから順に解説していきます。
イーストとは
イーストとは、パンの材料である小麦粉や糖分を栄養にして活動し、生地のふくらみや香り、風味を生み出す酵母のことを指します。
イースト菌という場合もありますが、違いはないです。
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イーストは大雑把に分けると3種類あります。
- 生イースト
- インスタントドライイースト
- ドライイースト
順に解説していきます。
生イースト
生イーストの正体は隠花植物系の微生物です。これが発酵させパンになるのです。
生イーストは乾燥に弱く、冷蔵保存が必須になります。
賞味期限も短く、種類によって変わりますがおおよそ2週間ほどです。
業務用での販売が多く、少量での販売はほとんどありません。
ご家庭での使用目的ではなく、パン屋さんが使うイーストといってもいいでしょう。
インスタントドライイースト
インスタントドライイーストは、スーパーでも売られています。
ご家庭で手作りパンを作るのであれば、こちらを使用するのが一般的です。
長期保存が可能で、密封して冷蔵庫に入れれば最後まで品質を落とさずに使えるので、手作りパンを楽しむのであればインスタントドライイーストがもっともオススメになります。
ドライイースト
ドライイーストは、予備発酵させて使わなければならないものと、予備発酵をさせずに直接粉に混ぜて生地練りができるものがあります。
インスタントドライイーストとは、後者の手間なしタイプのことを指すのですが、一般的には「ドライイースト」といえばそのまま使える(予備発酵不要の)インスタントドライイーストのことを指します。
原材料ドライイースト
原材料名にドライイーストと表記されているのであれば、しっかりとしたパンなので心配する必要はありません。
紛らわしいですが、「イーストフード」と表記してあるパンは避けておくのが無難でしょう。
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その他にも、マーガリンやショートニングと表記されていればトランス脂肪酸に注意が必要です。
- マーガリンとトランス脂肪酸の関係 バターに変えたほうが良い理由
せっかく、パンとイーストを知ったのですから手作りパンに挑戦してみてはいかがですか?
意外と簡単で、ホームベーカリーなど特別なものなどいりません。
手作りパンのすすめ
もちろん使用するのはドライイーストです。
手作りパンというと敷居が高く感じるかもしれませんが、意外と簡単なのです。
それに、焼き立てのパンを味わってしまうと市販のものが食べられなくなってしまいます(美味しすぎて)
材料もシンプルなので入門にオススメ
趣味がパン作りになってしまうかもしれません(笑)
さいごに
イーストフードの危険性を知っているのですから、おそらく「食」への意識も高いのでしょう。
私も食品添加物は、全てを避けようとは思っていませんが(避けきれない)、出来る限り避けたいと思っています。
例えば、今回のパンのイーストフードであれば、コンビニなどの菓子パンはまったく食べなくなりました。
健康はちょっとした意識の積み重ねで30年後に差がでるような気がします。
食品添加物はできるかぎり避けて暮らしたいですね。
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私が避ける食品添加物は、まだまだこんなにもあります。引き続きどうぞ
- 避けておきたい人工甘味料3選 危険な副作用と太る理由とは
- トランス脂肪酸を多く含む食品ランキング15 これだけは避けたい
- パンの食品添加物 イーストフードや乳化剤についてまとめ