パンの原材料名によくある、イーストフードと呼ばれる添加物をご存知でしょうか?

パンを作るためにはイースト菌を使います。

イーストフードというとイースト菌と関係がありそうですが、実はまったく関係のない別物。

その正体は毒性や危険性を持った食品添加物なのです。

今回は、イーストフードと呼ばれる添加物について詳しく知っておきましょう。

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イーストフードとは


イーストフードとは、食品添加物であり生地改良剤と呼ばれることもあります。

本来のパンは小麦粉を発酵させて作りますが、イーストフードを入れることによりパン酵母が活発になり、短時間でパンを大量に作ることができるのです。

つまり、イーストフードとはパン酵母の栄養源でありドーピングのようなものです。

イーストフードは何でできている?

イーストフードのここが複雑なのですが、以下の化学物質が複数組み合わさったものを「イーストフード」と総称で表記するのです。

  • 塩化アンモニウム
  • 塩化マグネシウム
  • グルコン酸カリウム
  • グルコン酸ナトリウム
  • 酸化カルシウム
  • 焼成カルシウム
  • 炭酸アンモニウム
  • 炭酸カリウム
  • 炭酸カルシウム
  • 硫酸アンモニウム
  • 硫酸カルシウム
  • 硫酸マグネシウム
  • リン酸三カルシウム
  • リン酸水素二アンモニウム
  • リン酸二水素アンモニウム
  • リン酸一水素カルシウム
  • リン酸一水素マグネシウム
  • リン酸二水素カルシウム

この見慣れない物質の一覧を見て何か感じましたか?

「なんだかヤバそうな物質がたくさんあるなあ」こんな感じではないでしょうか。

パンの原材料に、この一覧がずらっと並んで表示されていると、「このパン大丈夫か?」となりますよね。

でも、これらを複数に混ぜ合わせても「イーストフード」と一括りに表記できるのです。

このようなルール自体がおかしいと思いませんか?この一覧の物質の何が入っているのか、私たち消費者が知ることが出来ないのですから。

この時点で怪しくなってきましたよね(笑)

イーストフードの一括表示の問題点


イーストフードのように一括りに表記が認めらていると、ほかの目的で使用した成分があっても記載されずにイーストフードと一括りで記載されるので、事実上は記載されないという問題が起こります。

たとえば、保存料や着色料として使われた物質があっても、その物質がイーストフードに指定されていれば、一括りに「イーストフード」の表記だけで済んでしまいます。

保存料や着色料の文字は無くなり、見栄えが良くなりますよね。

でも、これって企業側にとっての見栄えであって、私たち消費者にとっては合法的な食品偽装に思えてなりません。

イーストフードを使うメリット


先に言っておきますが、私たちのメリットではありません、企業側にとってのメリットがあるのです。

そう、単純に低コストになるのです。

食品添加物は数え切れないほど存在しますが、危険とされるものほど低コスト化できるものが多いのです。

イーストフードでいえば、短時間で大量のパンが生産でき、見た目もふっくらしと綺麗に安定して仕上がります。

なにより、イーストフードを使用すると膨らむので、小麦粉の使用量を70%にでき、30%のコストダウンが可能になるのです。

では本題の危険性をみていきましょう。

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イーストフードの危険性と毒性


イーストフードが安全なのか危険なのかについては、専門家の意見も両極端に分かれてしまいます。

ですが、イーストフードに限らず食品添加物では当たり前のことなので、安全か危険かはご自分での判断となります。

イーストフードが安全だとする意見は、専門家が試験を繰り返した上で問題ないと確認できた物質しか食品添加物として認められていない、生涯摂取しても大丈夫な量しか使われていない、体内に入っても安全な物質に変化する、もしくはすぐに排出されること、などです。

反対に、危険とする意見は、物質の個々の安全性は確認されても、イーストフードは複数の組み合わせで使われるため、物質同士が組み合わさったときの反応が未知数、などです。

塩化アンモニウムの危険性と毒性

イーストフードに指定されている物質に、塩化アンモニウムがありますが。

この塩化アンモニウムは通常化学肥料に使われているもので、大量に摂取すると嘔吐や昏睡を起こす危険性があるとされており、犬の場合は6~8gの摂取で死に至ることが確認されています。

リン酸塩類の危険性と毒性

イーストフードにいくつか指定されているリン酸化合物類ですが、これらは骨粗しょう症や心筋梗塞につながるといわれています。

イーストフードとあわせて使われる臭素酸カリウム

イーストフードを使うと、綺麗な仕上がりでふっくらとしたパンが焼きあがります。

しかし、そのためには臭素酸カリウムを組み合わせて使用することがあります。

この臭素酸カリウムは、国際ガン研究機関(IARC)において発がん性が認められる物質であり、遺伝子障害性発ガン性物質に指定されています。

日本では問題なく使用できますが、ヨーロッパ諸国、カナダ、ナイジェリア、ブラジル、ペルー、スリランカ、中国では使用禁止になっています。

イーストフードは賛否がわかれてグレーでも、こちらの臭素酸カリウムは完全にブラックなので避けておきたいですね。

離乳食でパンは注意


離乳食をパンにすることが最近では多いと聞きます。

イーストフードは、もちろん赤ちゃんが食べても大丈夫でしょう。量に基準が設けられていますので、何かしらの症状がでることは無いでしょう。

ただ、私は「イーストフード」の表記があれば食べさせることは絶対にしたくないですね。

ここまで神経質になるのもどうかと思いますが、出来る限り避けておくことが望ましいと思います。

イーストフードを避けるには


コンビニに売っているパンは全て避けましょう。

スーパーで売っている食パンは、原材料をしっかり確認しましょう。最近ではイーストフードを避ける人が出始めたので、企業側もイーストフード未使用を全面に出した商品もあります。

パン屋さんで焼いてるからといっても油断はできません、低コストと綺麗な仕上がりになるイーストフード、使いたくなる気持ちは理解できますからね。

おすすめは、自宅で作ることです。原材料のドライイーストは、イーストフードとは無関係なので安心です。

さいごに


今回は、イーストフードに焦点をあてたのですが、パンには同じぐらいの確率で乳化剤といったものが入っています。

こちらもイーストフードと同じように、いろんな物質を一括りに乳化剤と表記できるので、危険です。

食品添加物というのは、知れば知るほど怖さが増してきます。

私たちの安全より、企業の低コスト化のほうが優先されています、安全性を認可する機関は政府の天下り先であったりするのです。

後に、発がん性が見つかったので使用禁止、などといった例は数多く存在するのも事実です。

安全と危険で意見が分かれるのであれば、とりあえず避けておけばノーリスクだと思いませんか?

「火の無い所に煙は立たない」ではないですが、危険と主張する人たちも根拠が無いわけじゃないのです。

私が避けたい添加物はまだまだあります、引き続き知っておきましょう。

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