みなさんはショートニングをご存じですか?

あまりご家庭では使う機会が少ないのでご存じないかもしれません。

パンや焼き菓子の製造で使う油の代用品です。無味無臭でお菓子やパンなどは「さっくり」と焼き上がり、揚げ物に使えば「カリッ」と仕上がります。

最近では、トランス脂肪酸が身体に悪いことが世間一般に浸透してきたので、耳にすることも増えてきました。

ショートニングとは植物性油脂であり、19世紀にアメリカで生まれ、動物性油脂であるラードの代用品として使われてきました。

植物性と聞くと、なんだか身体に良さそうなイメージがありますがとんでもなく危険なものなのです。

ショートニングは高級品であるラードに比べ、安価で工業的に生産が可能であり、形状なども自在に作れるため多くの加工食品に使われます。

大雑把に言ってしまえば、「安く利用目的に合わせて作れる危険な油」なのです。

私たち消費者の、健康や安全より低コストを優先した毒のようなものなのです。

今回は、ショートニングの危険性とトランス脂肪酸との関係を詳しくみていきましょう。

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ショートニングの何が危険なのか


ずばり、トランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸とは、植物性の油脂を人工的に加工する過程で発生する、最も危険視されている脂肪酸です。

ショートニングやマーガリンは、安い植物油を水素添加と呼ばれる加工を施すことで製造されますが、この過程でトランス脂肪酸が生まれてしまいます。

ショートニングはトランス脂肪酸の保有量が特に高く、トランス脂肪酸の塊のようなものです。

トランス脂肪酸は、研究者などから「油をプラスチックに変えたもの」と呼ばれ「食べるプラスチック」「狂った油」などと皮肉を込められて呼ばれています。

プラスチックは自然界に存在せず、土の中に埋めても形状を変えることなく存在し続けます、トランス脂肪酸を口にするということは、食品を摂るのではなく工業製品を誤って口にするようなものなのです。

なぜ危険なものが流通してるの?


「本当に危険なら、私たちのまわりに流通するわけがない」なんて思う人もいるかもしれません。

でも、トランス脂肪酸は身体に悪いという事実関係がはっきりわかっています。

なぜなら、アメリカでは2018年の6月までにトランス脂肪酸は全廃することが決まっています

アメリカだけでなく、規制されていたり表示義務を設けている国はたくさんあります、私たちが住む日本が遅れているのです。

トランス脂肪酸が与える人体への影響は下記リンクを参考にして下さい。

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ショートニングが原因のアレルギー

ショートニングが含まれている食品を食べることでアレルギー反応を起こしてしまう場合があります。

食材には注意を払いますが、ショートニングは見落とすことが多いので注意が必要です。

ショートニングアレルギーの場合は、他の食品アレルギーと違って症状が全身に及ぶことがあり、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、喘息などのアレルギー症状を発症することが多いようです。

検査してショートニングアレルギーと発覚する事もあり、気づかない場合がほとんどです。

ショートニングやトランス脂肪酸を避けるには


まず、マーガリンはやめてバターに変えましょう。

続いてショートニングが使われているものは以下の通り

  • 市販のパン
  • クッキーやビスケット
  • パイなどの焼き菓子
  • ドーナツやフライドポテト
  • スナック菓子など

見落としがちですが、喫茶店のコーヒーなどでプラスチックのカップに入ったミルク。あれはミルクではなく、人工油で作られたトランス脂肪酸そのものです。


残念ながら日本ではトランス脂肪酸の表記義務がありません

原材料名から判断するのは難しいですが、このような表記であれば避けたほうが無難です。

  • 植物油脂
  • 食用植物油
  • 食用植物油脂
  • 食用油脂

安価な加工食品であれば注意が必要です。なぜなら安い油を使っているからです。

さいごに


ショートニングやトランス脂肪酸を知ってみてどうでしたか?

絶対に避けるべき添加物なのが理解できたのではないでしょうか?

おそらく、日本もトランス脂肪酸の認知度が高まっているので、近い将来は禁止の方向に向かうと思います。

ですが、最近でもパーム油と呼ばれる更に安価で危険な油が使われることが多くなってきています。

企業側からすれば、トランス脂肪酸も回避でき更に低コスト化できるというメリットがあります。

パーム油も、負けず劣らずの危険な油です。引き続き知っておきましょう。

私が避けたいと感じる添加物は、油だけじゃないです。人工甘味料もヤバいです。

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