マーガリンやショートニングに使用されるトランス脂肪酸。

身体に悪いと言われ続けているので、ご存じの方も多いと思います。

トランス脂肪酸てんこ盛りのファストフードをたくさん食べるアメリカでさえも、2018年にはトランス脂肪酸の使用が禁止されることが既に決まっています。

私たちの日本では、まだ何も決まってませんが、トランス脂肪酸が身体に悪いというイメージは今後も変わらないので、企業側もトランス脂肪酸を減らす傾向があります。

ですが、トランス脂肪酸に変わりパーム油というものを使用することが多くなってきています。

植物油なのでヘルシーなイメージがありますが、トランス脂肪酸より低コストでより身体に悪い油がパーム油です。

私たち日本人も、知らないうち摂取することはかなり多く、1人当たり年間4キロ~5キロも摂取しています。

トランス脂肪酸を凌ぐ危険な油、パーム油を詳しくみていきましょう。

トランス脂肪酸のおさらいは下記リンクからどうぞ。

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パーム油とは何の油?


パーム油は、アブラヤシの実から採れる植物油です。

アブラヤシはヤシ科アブラヤシ属に分類されるヤシの仲間です。ココナッツオイルとはまるで違うのでご注意です。

パーム油には他の植物油には無い特徴があり、常温では液体と固体の中間に位置するという特徴を持ち、含まれる脂肪酸の半分はパルミチン酸、不飽和脂肪酸はほとんどがオレイン酸です。パルチミン酸は酸化しにくいため、加工食品の原材料に最適なのです。

また、全ての植物油の中で特に低コストであり、もともと飽和脂肪酸を含んでいることから、水素添加による硬化処理をそれほどやらなくてもいいことも企業側にとっては大きなメリットなのです。

水素添加による硬化処理を行ったものがトランス脂肪酸なのですが、パーム油はその処理を省くことができるので企業側の低コスト化には最適な油なのです。

企業側にとっては、トランス脂肪酸という名前はイメージが悪く使いづらいので、さらに低コストなパーム油に変えれば一石二鳥なのです。

パーム油なんて無くなったほうがみんな幸せかもしれない。

パーム油の危険性とは


先にも説明しましたが、アメリカではトランス脂肪酸の危険性が認められ、2018年には全面禁止になります。

米国農務省(USDA)は、「食品事業者にとってパーム油はトランス脂肪酸の健康的な代替油脂にはならない」と研究報告を公表しているのです。

つまり、健康的ではないとはっきり言ってしまっているのです。

マウスを使った動物実験でも、リノール酸には大腸がんの発がん促進作用があるといわれていますが、リノール酸の少ないパーム油にも発がん促進作用があり、マウスの実験ではリノール酸よりもパーム油を与えたほうが大腸がんが多く発生したとの報告があるのです。

小難しいことはわかりませんが発癌性があるということです。

また、パーム油には血糖値を下げるインスリンの働きを阻害する作用も確認されているので、糖尿病の発症にも大きく影響する可能性が高いです。

日本人のがん死亡者数で女性の1位、男性では3位である大腸癌は年々増加しています、パーム油との因果関係は証明できませんが、避けたい油だということは理解できたかと思います。

どんなものにパーム油が使われているかみていきましょう。

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パーム油が使われているもの


そもそも、私たちの日本ではトランス脂肪酸やパーム油の表示義務がないのです。

トランス脂肪酸の表示が義務付けられている国はたくさんありますが、日本ではそれすらも行えていないのが現実です。

表示は「植物油脂」と表記されていれば、パーム油と思っていいでしょう。

パーム油が使われているもの一覧です

  • ファストフード
  • 惣菜の揚げ油
  • パンやドーナツ
  • ポテトチップス
  • ケーキやクッキー
  • カップ麺

私たち日本人のパーム油の年間摂取量は4キロ~5キロです、全て避けることは現実的には難しいですが、なるべく避ける意識は持ちたいですね。

さいごに


食品添加物は、安全か危険かは置いておいて、結論を言ってしまえば身体に良いものでは無いのです。

ですが、私たちが安全面や衛生面を気にせず安価に食べられるのは添加物のおかげという側面があるということも忘れてはいけません。

例えば、私はポテトチップスが好きです。市販のものであればパーム油が使われているでしょう。

自宅で、じゃがいもを切って油で挙げる手間を考えれば数百円で手に入るのはひじょうにお手軽です。

この数百円という安価なのは企業の低コスト化という努力なのかもしれません。

でも、私はできるかぎりですがパーム油やトランス脂肪酸は避けて暮らします。

なぜなら、健康はお金で買えないし、寿命もお金で買えないからです。

某ファストフード店のハンバーガーは5年以上食べてないです、たまに無性に食べたくなりますが我慢しています(笑)

食品添加物は全てが悪だと言うつもりはありません、ですが優先されるのは国や企業であって消費者でないのは明白です。

私はできるかぎり知ることで、危険な添加物は避けておこうと思っています。

私が避けたい添加物は、パーム油やトランス脂肪酸だけじゃありません、引き続き人工甘味料の甘い罠も知っておきましょう。

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