生で食べるとうもろこしはどう違うの?

とうもろこしは一般的に、茹でる、焼く、蒸すなど火を通した調理方法をおこないます。

その火を通した過程で糖度が失われてしまいます。

最近では、農家さんの物凄い努力により糖度がメロンに匹敵するような種類も存在し、フルーツとうもろこしと呼ばれるものすら存在します。

そんな生でとうもろこしを食べる方法や品種、また入手方法をご紹介していきたいと思います。

とうもろこしは生で食べても大丈夫?

結論から言ってしまえば大丈夫です。ただどれでも大丈夫とは言い切れません。

鮮度の悪いものの生食は、やはりお腹をくだしてしまうこともあるようです。

生で食べるいじょうは鮮度にこだわらないといけません。

では、とうもろこしの鮮度を簡単にはかる方法をご紹介いたします。

とうもろこしの鮮度の見方

  1. ひげ根と皮の濃いものを選ぶといいでしょう。
  2. ひげ根の色が濃い茶色で、皮の色も濃い緑でツヤのあるものが新鮮です。

  3. ひげ根がしっとりしている。
  4. 収穫したてのトウモロコシのひげ根はしっとりしています。ひげ根が乾燥しているものは収穫から時間が経っていますので、湿っているものを選ぶといいでしょう。

  5. 切り口が白い
  6. 収穫から時間が経つとお尻の切り口がうっすらと黒ずんできます。切り口が変色していない白いものを選びましょう。

  7. 実の形
  8. ぷりぷりで実と実がぶつかり合って、今にも弾けそうなのが良いです。時間が経過すると、実がしおれてきます。

このあたりが簡単に鮮度を見分ける方法になります。

ですが。。。

とうもろこしは鮮度が命

とうもろこしは収穫すると、発熱してしまうそうです。その発熱量も手にとってわかるほど熱を帯びてしまいます。

人間が怪我をしたときに発熱するのと同じように、とうもろこしも切り取られた部分を治そうとするために熱くなるそうです。

この発熱によって鮮度が急激に落ちてしまい、スーパーや八百屋に並ぶ頃には別物になってしまうのです。

最近は鮮度が良い物が手に入る

最近のスーパーでも「◯◯さんが作ったとうもろこし」みたいな感じで、地元の契約農家さんが作ったものだったり、百貨店が北海道の物産展を企画し、空輸で直送していたりするので、手に入れる機会は増えました。

また、近年はインターネットによって農家から直に買うことも手軽になりましたので、そちらで購入するのが手軽で本当に生のとうもろこしを味わえることでしょう。

せっかくなので、生で食べると美味しい選りすぐりのとうもろこしをまとめてみました。

  • ゴールドラッシュ
  • ゴールドラッシュの特長は質のよい甘さと、穂の全体に並んだ黄金色の粒、まさにゴールドラッシュと呼ぶにふさわしい美しさです。

    また、先端不稔と呼ばれるトウモロコシ特有の、穂先のほうに粒がみのらない現象が少なくまさに黄金が押し寄せてくるような状態になっております。

    そしてやわらかさも特筆すべき点で、やわらかさにこだわったために開発まで10年を費やしたほどで、やわらかく歯に引っかかることも少なく、粒皮だけが口の中に残ったりすることもほとんどありません。

  • ピュアホワイト
  • ピュアホワイトの特徴は、名前からもわかるように純白な白い実にあります。

    この白いトウモロコシを栽培するのはとても難しいらしく、他の黄色いとうもろこしの花粉が混ざらないよう、隔離して育てる必要があるそうです。

    花粉が風に運ばれる距離は300m以上らしく、その苦労と手間から一時期は生産している農家がほとんどいなかった為に「幻のとうもろこし」とも呼ばれています。

    見た目の美しさだけでは無く、味も極めて強い甘みであり、生で食べるためにあるようなとうもろこしです。

  • ミエルコーン
  • 「ミエル」とはフランス語で「はちみつのような甘さ」という意味をもつとおり、とびきりの甘さが特徴のとうもろこしです。

    北海道の寒暖差は、夏場が30度に対して夜は15度と一気に冷え込みます。この寒暖差がある北海道でしか生産できなく、はちみつのような甘さをもつ条件になるそうです。

  • 味来
  • 味来(みらい)はとても人気があり、甘みの強さは平均糖度が12度以上もあり(いちごの糖度は8~10度)サイズも小ぶりなので、まるで果物のようです。まさにフルーツとうもろこしです。

  • 恵味
  • 恵味(めぐみ)味来の品種改良型で甘さも味来と同等でとても甘く、味来より粒の並びが均一で先端までぎっしりと実が詰まっているのが特徴です。

    味来からまだ改良する農家さんの向上心の塊のようなとうもろこしですね。

  • ゆめのコーン
  • ゆめのコーンの特徴は、粒の色がレモンイエローで鮮やかです。その鮮やかなレモンイエローに白い実が点在しており、とても美しい色彩です。

    収穫期の期間が広く、先端不稔がほとんど無く、品種改良の賜物のようなとうもろこしです。

  • バニラッシュ
  • バニラッシュの特徴は真っ白ではなく、クリーム色のような白さです。こちらもピュアホワイト同様に生産が極めて難しいために希少価値が高い品種でもあります。

  • 甘々娘
  • 甘々娘(かんかんむすめ)名前のように甘さが特徴で、その甘さは平均糖度が15度以上あるそうです。糖度15を果物に例えると、メロンが12~18度なので、メロンと同等の甘さを持つとうもろこしになります。

    この品種も飛び抜けた甘さを持つことから、栽培は特に難しく、市場では「幻のとうもろこし」と呼ばれているそうです。

    さいごに

    とうもろこしは夏野菜とされ5月~10月ぐらいが収穫と言われています。
    生で食べるのであれば国産をこの時期で食べるしかありません。

    スーパーや八百屋で手に入れる場合は鮮度をしっかりと確認しましょう。

    また、機会があれば一度はフルーツとうもろこしを食べてみることをおすすめ致します。

    とうもろこしの、また少し違った美味しさや、日本のとうもろこし農家さんの凄さを体感することでしょう。