とうもろこしは、米や小麦とならび世界三大穀物のひとつと呼ばれています。その主成分は、たんぱく質、脂質、炭水化物で、米に並ぶほど含まれています、日本では野菜ですが世界では穀物とされています。

では、世界ではどのようにとうもろこしが料理されているかご紹介いたします。

メキシコのトルティーヤ


メキシコの伝統的な料理で、とうもろこしをすり潰した薄焼きパンです。

作り方はシンプルでお好み焼き感覚で作れてしまいます。

材料

  • コーンスープの素1袋
  • 小麦粉100g
  • 片栗粉 大さじ1杯
  • マヨネーズ大さじ1杯
  • 牛乳200cc
  • 油 適量
  1. 牛乳を入れ、コーンスープの素を溶かしていく。溶けたらマヨネーズを入れる。
  2. ボウルに小麦粉と片栗粉を混ぜ、1を数回に分けて合わせる。
  3. フライパンに油を敷き、お玉1杯弱の生地を広げて中火で焼き色が付くまで焼く。ひっくり返して裏面も焼く。

これで生地が完成です。あとはお好みの肉や野菜と付け合わせるだけですね。ちなみに生地で巻いて食べるのがお馴染みのタコスになります。

アメリカのコーンブレッド


アメリカ南部の伝統的料理ですが、作り方も普通のパンと変わらないのでシンプルです。アメリカでは食事と合わせて日常的に食べられている家庭の味です。

アメリカの家庭風にフライパンでのレシピをご紹介します。

材料

  • コーンミール 100g
  • 強力粉 100g
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • きび砂糖 大さじ1
  • 塩小さじ8分の1
  • ココナッツオイル 大さじ1
  • 水 100ml
  1. 全ての材料をボールに入れて、空気を入れるようにして泡だて器でよく混ぜ合わせます。
  2. フライパンに入れてヘラなどで表面を平らにします。
  3. 蓋をして弱火で10分。焼き目が付けば裏に返してまた10分焼きます。
  4. 両面に焼き色が付いたら完成ですが、生地が暑いため爪楊枝やフォークで刺して焼き上がりを確認。

アメリカでは家庭の味として親しまれているため、各家庭によって味がおおきく変わります。したがってコーンブレッドの定義はかなり曖昧なものとなっています。

メイプルシロップやシナモンを加えておやつにすると子供は喜びそうですね。

イタリアのポレンタ


コーンミールを粥状に煮たイタリア料理です。粗挽きのトウモロコシの粉を、沸騰した湯やだし汁に入れて煮上げる料理です。イタリアが有名ですが南ヨーロッパや東ヨーロッパで広く親しまれた家庭の料理です。

材料

  • コーンミール 300g
  • 塩スプーン(小)1/4~お好みで
  • 水1リットル
  1. 鍋に湯を沸かし、塩を加える。コーンミールを入れて、茹でるように練り上げる。
  2. コーンミールを入れたら、火を弱めて鍋そこにくっつかないように、木ベラやスプーンで混ぜて練る。
  3. 10分ほどさっと練っただけでもいいが、30分くらい丁寧に練ると仕上がりの良さが違ってくる。
  4. 練り上げたコーンミールを型に入れ、粗熱が取れるに従い固まるのを待つ。
  5. 余熱しておいた200度~のオーブンで、表面をぱりっと焼き上げて出来上がり。

ポレンタも家庭の味であり、各家庭によって味が大きく変わるのが特徴です。
水と一緒に、カツオだしや昆布だしを加えて和風なエッセンスを入れてみるのもおすすめです。

スペインのとうもろこしのアヒージョ


日本では「アヒージョ」と表記しますが、正しくは「アルアヒージョ」だそうです。スペイン語で「ニンニク風」を表しニンニクとオリーブオイルで煮込む料理です。エビが入っているイメージがありますが、エビが入ると「ガンバス アル アヒージョ」になるそうです。

材料

  • タコ50g〜
  • とうもろこし1本
  • オリーブオイル 底が全て隠れる程度
  • ベーコンビッツ大さじ1(ウインナーでも)
  • ニンニク 1/2片
  • 塩お好みで
  • パセリ お好みで
  • 鷹の爪 1本
  1. タコは一口サイズにカット、とうもろこしは湯がいて火を通して半月切りにする。
  2. 耐熱皿にニンニクのみじん切り、種を取って半分にカットした鷹の爪、オリーブオイルを入れて火にかけ香りを出す。
  3. ベーコンビッツを加え、塩で味を決める。トウモロコシを先に加熱し後からタコ(加熱しすぎると硬くなる)を入れる。
  4. パセリを振りかけて完成

鷹の爪とニンニクはお好みでもう少し加えてもいいかもしれません。オリーブオイルととうもろこしが予想以上に甘さを引きだしてくれます。

さいごに

とうもろこしは日本では北海道で生産されるイメージですが、日本で食べるとうもろこしのほとんどは輸入に頼り、その9割がアメリカからの輸入だそうです。

日本のとうもろこし輸入量は世界の総輸入量の約20%にのぼり、世界最大のとうもろこし輸入国になっています。

世界中で親しまれているとうもろこしですが、じつは一番好きなのは日本人なのかもしれませんね。