毎年のように、夏になるとニュースなどで大流行していると耳にする手足口病。

どのような方が感染するのか?一度かかるともうかからないのか?

手足口病はどんな病気で潜伏期間は何日か、どんな初期症状で感染経路、回復までの経過から予防法を詳しく解説していきます。

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手足口病とは5歳未満に多い感染症

毎年6月~9月にかけて流行する手足口病は、5歳未満の子供が9割を占める感染症です。

また感染力が高く、稀に大人にも感染してしまうこともあります。大人は重症化するケースが多いため看病の仕方にも工夫が必要です。

手足口病は大人も感染する。仕事は欠勤?出勤や出社はいつから?

麻疹やおたふく風邪のように、一度かかると免疫が出来、二度とかからないわけではないのも厄介な病気です。毎年夏には気を付けたい感染症と言えるでしょう。

ウイルスを知り感染経路を知ることは最大の予防に繋がります

手足口病の正体はウイルス。感染経路を知ろう


手足口病は、ウイルスが原因で起こるウイルス感染症です。

  • ウイルスとは
    他の生物の細胞を利用して、自己を複製させる特性をもつ細胞をもたない非生物

主なウイルスの名称はエンテロウイルスやコクサッキーウイルスといった腸内で増殖するタイプのウイルスが原因になり、手足口病の感染は引き起こされます。

では、そのウイルスの感染経路を解説します。感染した子供から兄弟や保護者など、家族間での感染はとくに多いので、感染経路を知ることこそが予防といっても過言ではありません

  • 飛沫感染
    咳やくしゃみ、唾液などでウイルスが拡散され、吸い込むことによって感染することです。
  • 接触感染
    直接手で触れたり、触れた物を触ったり、その手で目をこすったり口を触ったり、その手でパンを掴んで食べたりするとそこから感染してしまいます。
  • 糞口感染
    経口感染ともいわれますが、便や嘔吐などの接触後にそれらからウイルスが付着し感染してしまうことです。

風邪の感染経路と同じと思っていただければ、わかりやすいかと思います。

非常に感染経路が多く、感染源が感染者そのものなので、手足口病の感染力の高さが理解できるかと思います。

手足口病の潜伏期間はどれぐらい

手足口病の潜伏期間は2日~5日です。

潜伏期間とは、発症するまでの準備期間のようなものです。

  1. エンテロウイルスが体内に侵入(ウイルスの力はまだ弱い)
  2. 腸でウイルスは増殖
  3. 増殖したのちに発症という形で現れます

この期間が潜伏期間になります。ウイルスが増殖することにより初期症状が起こります

手足口病の初期症状を見極めるには


発熱を起こすこともありますが、3人に1人ぐらいの割合です。熱はあっても微熱です。

特徴的な症状は口の中の痛みや口内炎になります。子供であれば口の痛みを訴え、赤ちゃんであれば、泣いたりぐずったり機嫌が悪くなります、またよだれが多くでます。

子供も赤ちゃんも口の水疱や口内炎から食欲を失い、これが手足口病の初期症状のサインです。

食欲が少なかったり、口の痛みを訴えたならば、口のなかをのぞいてみましょう。口の中に水疱や口内炎などの異常が起こっています。

そうなれば手足口病の初期症状を確認し、診断や治療に素早く移ることができ、家族の予防にも繋がることでしょう。

手足口病の症状ステップ2

初期症状の翌日ぐらいから手のひらや指の間、足の裏や甲に水疱が出現します。

個人差はありますが、肘や膝の裏、おしりにまで水疱が及ぶこともあります。ここでの注意点は発疹を水疱瘡(みずぼうそう)と間違えないようにすることです。

手足口病の初期症状。ヘルパンギーナや水疱瘡との違いを見極める。

手足の水疱をつぶしてしまうと、ウイルスが飛散して感染経路になってしまうので、かゆみを抑える対処も必要になります。

手足口病の発疹はかゆみとの闘い。おすすめの対処法

手足口病の症状ステップ3


手足に水疱ができてから順調であれば10日ほどで回復します。水疱がかさぶたになってしまい少し残ったりしますが数日で綺麗に消えることでしょう。

稀に手足の爪が取れたりすることもありますが、特別なことをしなくても自然に治るので心配はいりません。

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手足口病の治療法


手足口病には専用の薬や抗生物質も無く、自然治癒を主体とした対症療法がメインとなります。

対症療法とは症状の根本ではなく、部分的に処置する方法になります。

手足口病での対症療法ですと、手足の発疹がひどい場合は抗ヒスタミン剤という塗り薬を処方されるぐらいです。

大事なのは、時期的にもしっかりとした水分補給に食事、睡眠といった基本的なことが大切になってきます。

また、時期的に似たような他の感染症との併発や合併症もあります、免疫が出来上がってない子供ですので初期症状に気付いた時点で、診療を受けましょう。

手足口病に限らず感染症の予防は


手足口病に限った話では無く、感染症というのは何処でウイルスを拾ってきてしまうかわからないものです。

子供に限っては、保育園や幼稚園などでもらってきてしまいます。また大人にしても会社や電車などで拾ってきてしまうかもしれません、本人は感染しなくとも、それが免疫力の弱い子供に付着してしまえば、感染してしまいます。

季節に関わらず、帰宅した際には手洗いうがいの習慣は必須となります。

まとめ


手足口病は感染力が高く、流行してしまう部分が厄介なだけで、症状はそれほど怖いものではありません。

ただ、時期的にもヘルパンギーナとの併発により高熱から合併症を起こすなど怖い部分があるのも事実です。

どうしても開放的になり油断しがちな夏ですが、日頃から手洗いうがいの習慣を意識し予防を行いましょう。

また、この時期の子供の食欲には常に気を使い、食欲が無いようなら口の中を覗いて確認しましょう。

くどいようですが、感染症は気付くのが早いほど周りへの感染も抑え、本人も早く治療に移ることが出来ます。

夏は感染症の季節だということを理解し、予防をしっかり行い、夏を存分に楽しみましょう。

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