夏の感染症といえば真っ先に思い浮かべるのは手足口病ではないでしょうか?感染力が高くかゆみや発熱があり嫌な病気です。

手足口病の名前の由来ともいえる手や足の発疹、口の中の口内炎。とくに手や足の発疹は痒くて掻いて水疱を潰してしまいます。

手足口病はとくに2歳以下の子供に多い感染症です、ひっかいてダメと教えても無意識にやってしまうでしょう。

また、ただでさえ寝苦しい夏の夜に、かゆくて眠れないなんてことも起こってしまいます。

今回の記事では、手足口病の発疹に焦点を当て、水疱をつぶしてはダメな理由とおすすめの対処法、やってはいけない事などをまとめてみました。

スポンサードリンク

手足口病の水疱は感染源、ひっかいて潰してはダメ

手足口病は夏の感染症の中でも特に強い感染力をもっています。その大きな理由に水疱性の発疹があります。

発疹を引っ掻いて潰してしまうと、そこからウイルスが飛散し、感染経路になってしまいます。

また引っ掻いた手にもウイルスが付着し、その手で触ったもの全てが感染経路となってしまい、集団感染の引き金となってしまいます。

水疱が潰してはいけない理由はわかりました、では発疹のかゆみを抑える方法をみていきましょう。

病院で処方される塗り薬

手足口病で診察にかかれば、かゆみや発疹が酷いようだと抗ヒスタミン剤という塗り薬を処方されます。医師の診断のもとで使用するのであればこれが最良の選択になります。

ヒスタミンとは、体内のアレルギー反応を引き起こしてしまう物質のことなのですが、ヒスタミンで発疹の原因であるヒスタミンを抑制させるということです。

注意しなければいけないことは、塗ったその手も感染経路になってしまいますので、使い捨ての手袋を使用したり、塗った後で手をしっかり洗いましょう。

かゆみの患部を冷やす

症状やかゆみが比較的に穏やかであれば、発疹部分を冷やして血の流れを穏やかにすればかゆみも抑えられることでしょう。

保冷剤や氷を袋に入れ、タオルで巻いてしまいましょう。それを患部に当てておけば引っ掻くこともなくなるので丁度良いですね。

患部に当てたタオルは別で洗濯を行いましょう、わかっていてもうっかり洗濯カゴに一緒に入れてしまうこともあるので注意が必要です。

スポンサードリンク

爪は切っておく

寝ているあいだに無意識で引っ掻いてしまうということはよくあることなので、被害を出来るだけ抑えるためにも、爪は切っておきましょう。

また、人間とは不思議なもので、肌に異物があるとどうしても触ったり潰したりしたくなる衝動が起こります。ニキビなどで経験がありませんか?

ましてや好奇心旺盛な子供たちは注意しても聞いてくれないでしょう。あらかじめ爪は切っておきましょう。

食べ物も意識しましょう

先程の塗り薬でご紹介した、ヒスタミンですが実はこの成分は食べ物にも含まれているのです。

つまり、ヒスタミンを多く含む食べ物は痒みを増やしてしまいます。逆にヒスタミンを抑えてくれる食べ物もあるのでご紹介します。

まずは、ヒスタミンを多く含む、食べないほうがいい食べ物

  • チョコレート、ココア、ほうれん草、なす、サバ、マグロ、いわし、サケ、タラ、サンマ、アサリ、カニ、エビ、たこ、豚肉、そば、里芋、卵白、トマト

このあたりの食べ物は出来る限り控えたほうがいいでしょう。


ヒスタミンを抑えてくれる食べ物、食べたほうがいい食べ物です

  • イチゴ、ブロッコリー、小松菜、キャベツ、レモン、オレンジ、ブルーベリー、ぶどう、紅茶、緑茶、ヨーグルト、納豆、きのこ、海藻

おすすめなのはヨーグルトです。レモンやオレンジですと口の中の口内炎にしみるので注意が必要ですね。

発疹のかゆみ対策でやってはいけない事

市販の塗り薬は注意して下さい。手の湿疹や皮膚炎の塗り薬には高い確率でステロイドの成分が含まれています。

ステロイドというのは、かゆみに効くのではなく、皮膚の炎症部分に効きます。本来の目的である、かゆみ止めではないのです。

そして大切なことは抑制効果といって、本来は身体の免疫が手足口病のウイルスと闘って打ち勝つことで治っていく(自然治癒)のですが、この抑制効果によって免疫の機能を抑えてしまうので、症状が回復に向かうのが遅れたり、逆に悪化させることもあるのです。

薬の成分をよくみても、知らないカタカナばかりで意味が理解できる方のほうが少ないと思います、ですので市販の塗り薬には注意しましょう。

まとめ

  • 手足口病の発疹は感染源でもある
  • 発疹の水疱を潰すと、そこが感染経路になってしまう
  • かゆみや症状がひどいなら病院で処方される抗ヒスタミン剤を使いましょう
  • 患部を冷やすのも効果的
  • 無意識のうちに掻くこともあるので爪はきっておきましょう
  • 食べ物にもかゆみを抑えたり増やしてしまうものがある
  • 市販の塗り薬は注意が必要、理由はステロイドの抑制効果

手足口病の発疹でかゆみが伴うのは1週間から10日ぐらいでしょう。とても大変な数日になるでしょうが、ご自身への感染にもじゅうぶん注意して下さい。

スポンサードリンク