青い空に白い雲。どうしても開放的な気分になり油断しがちな夏ですが、意外にも真夏の7月~8月は感染症がもっとも活発になる、感染症の季節です。

今回は、そんな感染症の季節の中でも、とりわけ感染力の高い手足口病に焦点を当てていきます。

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手足口病の感染の正体は

手足口病の原因の正体は、エンテロウイルスと呼ばれるウイルスです。

腸管内で増殖するウイルスのため、腸管ウイルスともいわれるそうです、エンテロとはギリシャ後で腸を表します。

このエンテロウイルスが人から人へと感染していくのが手足口病の原因だったのです。

手足口病の主な症状に発疹がありますが、ウイルスはこの発疹からだけでなく、唾液や鼻水、便にもまぎれこんで排出されるため、身体のいたるところから他人に感染してしまうのです。

これが手足口病の感染力の高さの原因なのです。

ウイルスにも感染の強さに時期がある

エンテロウイルスには感染後に潜伏期間というものがあるのですが、この潜伏期間の間は身体の異常には気付きません。

潜伏期間である2日~5日を過ぎると発症という形で身体に異変が起こってしまいます。

潜伏期間は、ウイルスが体内で増殖するための準備期間のようなものです、ウイルス自体は、まだそれほど力を持っておらず、どちらかというと感染力の弱い時期といえます。

症状が出始めたら感染力は増大

潜伏期間中にウイルスが増殖し、蓄えた力を開放し発症という形で襲ってきます。

初期症状は口内に痛みを感じる程度ですが、その後に手のひら、足の甲や裏に水疱性の発疹(1mm~3mm程度の大きさ)が出てきます。
3人に1人ぐらいは発熱もあるようですが、38度以下の微熱で収まることが多いようです。

この発症段階が一番ウイルスが活発に活動している時期になり、もっとも感染力が高まっている時期といえるでしょう。

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発疹をかいたりつぶしてはダメ

手足にできる発疹はとくに強いかゆみがあり、ひっかいて潰し、その手が感染経路になってしまうのです。

感染者の手だけでは無く、感染者の触ったものからも感染が拡大してしまいます。

このような理由があるため、手足口病は夏の感染症の中でも、もっとも感染力が高いと言われる理由です。

感染力はいつぐらいから弱まる?


症状が治まってきたら、ウイルスの活動力も弱まっているといえます。

具体的には発疹は10日ほどで綺麗に消えることでしょう。
ですが、症状が治まったからといってウイルスが消えたわけではありません。

まだ体内に弱いながらも残っています、完全に消えるまでは症状が回復後から1週間~2週間かかります。

症状が治まると、治ったと勘違いして普段の生活に戻ってしまいますが、感染力はゼロではありません。

このあたりも手足口病の感染力が高いと言われる理由かもしれませんね。

感染しない、感染を広げない

  • 手洗いうがいは予防の基本です。咳やくしゃみだけでなく、感染者が何処をどのように触ったかもわからないので、手洗いうがいは帰宅後は必ず行うように習慣にしましょう。
  • マスクの着用はおすすめですが、夏にマスクはどうかなと思います。せめて家族に感染者がいる場合は家の中だけでもマスクをしましょう。手足口病は家族間での感染が非常に多いのも特徴のひとつです。
  • おむつ交換はマスク着用のうえ、使い捨ての手袋などがおすすめです。便にもウイルスは含まれているため特に注意が必要です。
  • タオルの共用は控えましょう、またタオルだけでなく衣服なども洗濯を別けて行いましょう。

まとめ


手足口病の感染力の高さがご理解頂けたでしょうか?
子供はどうしてもなりやすい病気ですし、手足口病を経験すること無く大人になる子は非常に稀でしょう。それぐらい子供はかかってしまう感染症です。

ただ病気の感染は運などではなく、原因や感染経路などはきちんと理由があります。それらの理由を知ることは予防そのものです。

7月~8月は感染症がもっとも活発になる感染症の季節。この事実をしっかり受け止め、出来る予防は必ず行いましょう。

手足口病に感染したときのまとめ

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