手足口病は夏に流行するウイルス性の病気です。ピークは6月~8月頃になり、感染者の9割以上が4歳以下になり、その半分以上は2歳以下となります。

今回は感染者がもっとも多い2歳以下の子供が手足口病に感染してしまった場合についてまとめてみました。

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手足口病の治療は何科の病院に行けばいい?

まず、大切なことは医師の診断を受けることです。この時期の子供たちは症状の似たような感染症にかかることが非常に多く、複数の感染症を同時に併発させていることもあるので、特徴的な症状だけを抜き取って見ていると、併発していることを見逃してしまいます。

非常に稀ですが中枢神経の合併症や心筋炎や急性弛緩性麻痺などの病気を併発する場合もあります。
ですので、手足口病はそれほど重度の症状にはなりませんが、必ず病院へ連れて行って下さい。

では、診療科目はどこになるのか?

結論から言うと、診療科目にこだわる必要はありません、連れて行くことが大切です。大抵は子供なので小児科でもいいですし、皮膚の発疹に気付いたのがきっかけであれば皮膚科でも大丈夫です。

大きな病院であれば受付で症状を話し訊いてみましょう。小さなクリニックであれば小児科、皮膚科、内科のどれかを受診すれば大丈夫です。

手足口病は時期や年齢、症状で特定しやすい病気なので、お医者さん達も慣れていますので安心して下さい。

手足口病と水疱瘡を間違うことが多い


手足口病の主な症状は手足の発疹、口内炎、発熱になります。

手と足と口に発疹が起こるので「手足口病」なのです。

発熱には個人差があり、3人に1人ぐらいの割合で発熱しますが、発熱しても38度以下の微熱で収まることが多いです。

この発熱が無いことによって「水疱瘡」と勘違いすることも多いようです。水疱瘡との違いは、水疱瘡は発疹がかさぶたになることと、発疹が体中に出来ることです。

また発熱が38度以上の高熱であれば時期的にもヘルパンギーナとの併発も疑わなければいけないので、やはり医師の診断は非常に大切です。

ヘルパンギーナはこちらで詳しくまとめてありますので参考にしてみて下さい。ヘルパンギーナに感染したときのまとめ

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手足口病の感染経路と感染力

手足口病の感染経路は3つあります。感染経路を知ることは予防に直結するので非常に大切です。

  • 飛沫感染(ひまつかんせん)
  • 咳やくしゃみから感染者の唾液などを吸い込んでしまい感染することです。

  • 接触感染
  • 感染者に直接または感染者の触れた物(服や布団)を触った手で目や口を触って感染してしまうことです。

  • 糞口感染(ふんこうかんせん)
  • おむつ交換や嘔吐の処理で感染してしまうことです。

このように感染経路は風邪と同じで非常に多く、手足口病から子供を完全に守るのは非常に難しいです。

保育園や幼稚園などで、子供同士の接触がある場所ではどうして感染力が高まってしまいます。
普段からの手洗いうがいが唯一最大の予防法になります。

基本的には子供の夏風邪ですが、注意しなければいけないことは、子供から大人にも稀に感染してしまうことです。感染してしまうと重症化することが多いので下記のリンクを参考にしてみて下さい。

手足口病は大人も感染する。仕事は欠勤?出勤や出社はいつから?

手足口病の治療法

手足口病は基本的には自然治癒を主体とする、対症療法といった形をとります。対症療法とは部分的にな症状を和らげる治療法になります。

手足口病の場合ですと具体的には、手足の発疹には抗ヒスタミン剤でかゆみを抑え、口内炎にはうがい薬や消毒で対応し、発熱には解熱剤といったような一般的な処方箋なので、特別に強く副作用のある薬は使いませんのでご安心下さい。

口の口内炎を回復させ食事を取りやすくし、かゆみを抑え睡眠の質を高めることが、結果的に早い回復に繋がりますので、対症療法が一番効果的で安心した治療法になります。

保育園の登園はいつから

手足口病は、保育園の欠席が義務付けられている病気ではありませんが、回復後でもウイルスは体内に残った状態が1週間~2週間続きますので、他者に感染させる可能性はゼロではありません。

しかし、保育園などは手足口病の扱いに慣れていますので保育園の関係者にご相談すれば、必ずはっきりとした回答があるので確認するといいでしょう。

手足口病にお風呂やプールは

手足口病の感染経路には接触感染や糞口感染があるので、一緒にお風呂に入ると感染する恐れがあります。

回復するまではお風呂は止め、ぬるいシャワーで流すだけにしましょう。

プールや水遊びも同様に他者にうつす危険があります。保育園などのプール遊びですと集団感染の恐れもありますので回復後の1週間~2週間は控えておきましょう。

まとめ

  • 手足口病の流行の時期は6月~8月の暑い時期
  • 感染者の9割以上は4歳以下、2歳以下がもっとも多い
  • 手足口病は大人にもうつるので看病する保護者も注意が必要
  • 手足口病は合併症や併発のおそれもあるので医師の診断を受けましょう
  • 感染経路は風邪と同じ、予防は手洗いうがい
  • 手足口病の治療法は対症療法がメインとなり、専用の薬は無い
  • 手足口病にかかったら保育園は回復後に登園させてもいいが、保育園に相談するのがベスト
  • 感染中はお風呂は控えて、ぬるいシャワーで流すだけにしましょう
  • プールは回復しても1週間~2週間は控えましょう

子供はどうしても感染してしまう病気なので、過敏になる必要はありません。大切なのは普段から子供を観察し異常に早く気付き、早く診断を受けることです。

また、保護者の方が看病する際には、ご自身にも感染する恐れがあるということを理解し、感染拡大を防ぎましょう。

手足口病に感染したときのまとめ

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